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今日はポッキーの日。みなさんはポッキー食べましたか??
あえてトッポを食べてた人とかもいるんですかね(笑)

AGFの事前予約通販がこなくてここ数日はもんもんとした日々を過ごしていたのですが、ようやくメールが届きほっとしてます………が、明日配達されても受け取るひとがいるのかどうか……。
帰ってきて不在届入ってたりしたらショックですね

新装版ハトアリは回想が40%超えたあたりでストップしてますね。
時間が……。もっとのびのびゲームをする時間がほしい今日この頃です(笑)

ポッキーの日ということで小ネタの方をこちらであげようかなと。
続きからどぞ

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「なぁ、お嬢さん?」
「なにかしら、ブラッド」

学校が終わり、今は放課後。もうすぐ受験ということもあり、アリス夏休みも学校にかよって勉強していた。二学期が始まり授業が始まってからは、完全下校の時間が来るまで勉強して帰るようにしているのだ。
アリスは塾に通っていない。塾代をだしてもらうのが申し訳ないと思ったのだ。姉が気にしないで通っていいのよ、と言ってくれたがアリスは断った。
だからこそ、アリスは何が何でも受からないといけない。

「今日は何の日か知っているか?」

この男はこの学校の先生。なにかと絡んできて………じつは恋人であったりもするのだが絶対誰にも言えない秘密だ。
どうしてそうなったのかは………長くなるからやめておこう。

「11月11日。ポッキーの日ね。プリッツの日でもあるらしいけど、それがどうしたのよ」

アリスは問題集とにらめっこしてた視線をあげて、目の前の男をじとっと見る。
11月11日がポッキーの日というのは有名だ。今日の11時11分には授業中であったがみんなポッキーを食べていた。というか先生が配ってくれた。

「あなたまさかポッキーゲームをしないか、……だなんて馬鹿なこと言わないでしょうね。」

ポッキーの日にポッキーゲームをするだなんて俗っぽすぎる。ただこの男がポッキーの日だからポッキーをあげよう、みたいなかわいらしいことだけで終わるとは思えない。たまにはこういうものにのるのもいいだろうとかいってやってきそうだ。負けたらどうなることやら……

「あぁ、やらないか?だなんていわないさ」

よかった、っとアリスがほっと息を吐いたところで懐からブラッドはポッキーを出してきた。

「疑問形なんて使わない。君と私がポッキーゲームをすることは決定事項だからな」

はぁ?っとアリスが言いながら顔を上げたところでブラッドにポッキーを口に入れられる。思わず口を閉じてしまいアリスは後悔した。
机の上の両手は気づかないうちにブラッドに抑えられてしまっている。

「罰ゲームは相手に明日の放課後好きなことを一つ命令できる、ということでいいな」

ニコリと笑うブラッドに文句をいうはずの口は今は使えない。

この勝負がどちらが勝ったのか、罰ゲームはどうなったのか。それを知るのは当事者の二人だけ……
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