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コンプしてから1週間は経ってしまったんですけど、忘れないうちに感想をまとめておこうかと思います。

(ネタバレを含まない)率直な感想としては、逢魔時だけフルコンプしたときには何というか気分の悪さが多分に残されたんですけど、黄昏時をそのまま連続でプレイするとすっきりするというか報われた気持ちになりました。
ロゼ作品好きだけどまだプレイしたことがなくてちょっと興味のある、という方にはおすすめしたい作品かなと思います。ただ(旧)アリスシリーズや大陸シリーズと比べたらボリュームが大幅に違うのでその点については注意が必要?逢魔時でダイアリとかよりちょっと少ないぐらいのボリューム、黄昏時は既読文完全スキップ機能搭載のためより短く感じるかもしれないです。
あと、買うなら2作品とも購入してプレイしないとやり終わった後の満足感はあんまり得られないかも、と思います。
もし両方が中古とかで安く売られていたとしたら買う価値はあるかなーと思います(実際私は逢魔時を1000円で購入しました)

ここから先についてはネタバレも多く含まれる感想となるので、まだ未プレイの方はご注意ください。


拍手[1回]




とにかく逢魔時をプレイしながらまず思ったのは「静、あなた完全に元人間でしょ」ってことでした(笑)最初のOPシナリオで「昔一家殺人事件があって……」って聞いた時点であからさまな伏線の予感しかしませんでした(ちなみに私OP映像はこの時点で一度も見たことありません)
所々での静の過去に対する伏線が多すぎて、もう少し隠せないのかと思いながらプレイしていました(笑)

後すごく思ったことは密が過去のロゼ作品史上最高に頭おかしい、ということでした(笑)なんなのあのキャラ?静が好きなのに他の人とくっつくことを勧めたり、その一環で巳継引き寄せようとしたり、ことあるごとに人形人形と見た目はエース系なのに思考回路が意味わからな過ぎて驚きました。黄昏時をプレイしたら「アリスシリーズの(ペーター+ホワイトさん+ブラックさん)÷3したような存在なのかな」ってなんとなく納得(?)したんですけど、逢魔時の時点ではそこらへんもわからなくて密のキャラクターが意味わからな過ぎて……。どのエンドもその後幸せになる感じがしないし、密√は全体的にもやもやが残っていたような気がします。一番最初にプレイしちゃったんですけどね!密の真相は妹ちゃんが突き落としたことは気づけなかったけど、半分は予想通りな感じだったかなと。。日比谷さんが神隠しにあったわけもここでわかったのは驚きましたけど。

日比谷さんでいえば、京極真相エンドが最高にバッドエンド過ぎてどうしてやろうかと……。ここで一番テンションが落ちました。すっごい気分が悪いというか虚しさでいっぱいになったというか。密の真相もたいがいばっどだったけどそれを大幅に上回ってくるとは…。日比谷さんは2番目にプレイしたのでこの時点で心を打ちのめされていました(苦笑)普通の√自体も展開が早すぎというか、京極さん学校で手を出すタイプじゃないでしょーと思いながらプレイしてました。密の静に手を出すタイミングも展開的にんーと思っちゃいました。

残りのメンバーに関してはゆったり進んでいっていたのでそこまで違和感は感じることなかったけれど、2トップの話が暗すぎてコンプ後もヘビーな気分に陥っていました。



でも黄昏時をプレイしてみると結構印象が変わりました。一番大きな要因は密の行動心理がわかりやすくなったことかなと思います。さっき言ったみたいにアリスシリーズで例えたら、『大切な人に裏切られないこっちの世界で過ごしてほしい』というペーター的な思考と、『こっちの世界の方が君にあってるから来てもらうだって君もそれを望んでるんでしょほしいおもちゃはいくらでもあげるからこの箱庭からは二度と出さない』ホワイトさん的思考と、『俺がいたらお前は幸せになれないだって俺は不幸を与えることしかできないからだから自分から距離をとってやるから幸せになれよ』のようなジョーカーさん的な思考が共存してるからそれは当然ダントツで頭おかしいキャラになるわ、と私の中では大いに納得ができました(笑)
そのうえ完全に別の人物とうまくいきかけたらNTRろうとすることで普通の感情があることも表現され、少し感情移入しやすいキャラに変更されたのかなとも感じました。密で感動したのは京極のEDで涙を流したところ。ああいったところですごく歪んだ思考回路をしているけど、本心として静の幸せを本当に願っていたんだなとほっこりすることができたのだと思います。
糖度を上げたという説明通り、安心して読み進められるお話しばかりでした。巳継が対象に入っていることには驚きました。ああいう悲恋は苦手なのでなくてもよかったのになと思う一方とあるエンドで見事にボロ泣きさせられました。選択肢からして泣かされる気しかしなかったんですけど見事に……。そこ以外は何度でも見返すことのできるお話しです。ほっこりしました。

最後の最後で前作の真相エンドの密視点が読めるというのはにくい演出だと思います。逢魔時プレイ時には静と一緒に密は絶対に幸せになるなって思う気持ちもあったけれど、あれを読んだら2人とも幸せになってほしいなーって純粋に思えます。
きっとあのとき密がすぐに闇の世界に引きずり込むんじゃなくて、少し待って妹もいじめに加わっていたことを伝えて、「お前が人間の世界にいることで周りの大切な人を不幸にしているんだだからこっちの世界においで好きだ」的なことを伝えて、妹や家族に別れを告げる期間をあげていればあるいは平和的に妖怪の仲間入りができたんじゃないかな?、とかって考えていました。
そんなたとえ話がなくとも2人はなんだかんだ幸せに付き合っていくようにいほのめかしてくれたので、最後にとてもすっきりした気分でゲームをやり終えることができました。

地味に気になっている点は遠野の鬼設定がまったくと言っていいほど使われていなかったことぐらいかな?OPムービーでも鬼じゃなくて不良でいいのでは思うぐらいの薄さ。申し訳ない程度に鬼門の話があったけど、ほんと空気すぎて謎でした(笑)てっきりラストで鬼門をくぐるお話でもあるのかと思ったらそれもないし、全話通して節分と鬼門しか鬼の話題がなかったのでは?

っとところどこと思う点はあるけれど、個人的にはこの2作品すごく楽しめました。巳継√で京極を連れていくことを約束していたあたりの話は怪談シリーズのうちの死神系の方をみないとわからないのかな?そっちもプレイしたいなと思います(ただいま注文中)

本当なら各キャラごとにも感想を書いていきたいところですが、これで終了したいと思います。なぜわざわざこんな時間に感想を書いているかというと、明日にはスクウォを買おうかと考えているからだったり……
夜中に書いてて多分文章がおかしいので、気が向いたらまた修正しようかと思います。








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