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クリロワネタバレ記事、次はブライアン√です。
要約しても、1つ前の時間経過イベントと比べ物にならない長さになってしまいました………
とりあえずメインの恋愛イベントをこの記事で、サブイベント類を次の記事にしようかと思います。
後、前回書いた時間経過イベントの6は必ず発生ではなく、恋愛イベントを全て見た状態であるターンを過ぎると発生するものと気付いたので訂正してます、すいません。
それでは、エンパイアでは「これは本当に乙女ゲームか!?」とみなを震撼させたブライアン様のその後の恋愛を、続きから、お楽しみください!
要約しても、1つ前の時間経過イベントと比べ物にならない長さになってしまいました………
とりあえずメインの恋愛イベントをこの記事で、サブイベント類を次の記事にしようかと思います。
後、前回書いた時間経過イベントの6は必ず発生ではなく、恋愛イベントを全て見た状態であるターンを過ぎると発生するものと気付いたので訂正してます、すいません。
それでは、エンパイアでは「これは本当に乙女ゲームか!?」とみなを震撼させたブライアン様のその後の恋愛を、続きから、お楽しみください!
ブライアン2,7での[ ]のイベントはエドワルド、ランビュールでも共通のイベントです。
《ブライアン1》
雑魚のモンスター狩りで部下とおしゃべり。ブライアンを射止めるなんてすごいと言われる。
仕事を終え城に帰ったらブライアンから愛を囁かれて困惑。「ありがとうございますブライアン様、で目的は?」と、笑顔で聞き出すと、旅行に行きたいとの返答。
君がいつもより暇だから。今でないと君といられる保証がない。こんなに会えなくなるかも。
今旅行に行きたい理由を述べるブライアン。シエラは反論しようとするが、シエラの反論内容は理解していながら、ブライアンは全部キスで言えないよう封じる。
「旅行にも行ってくれないひどい恋人に何してもらおうかな〜」
笑顔で圧をかけてくる感じが、エドワルドと似てきてる。高貴な人はみんなこんな感じなのかなと思うシエラであった。
《ブライアン2》
ブライアンから骨休めに出かけようとお誘いされる。小さい別荘だからおいで、とのこと。
仕事が忙しいと断るけど、近くにいたエドワルドが裏切り、ピークは過ぎたと情報提供をする。
城にいると気が休まらないから、エドワルドが行きたい様子。それはこの期間がエドワルドにとって最後の自由時間になるから。
別荘はまともに行ったら1日半かかる場所にあるとのこと。用事があるときだけ帰ったらいいとニコニコしてる2人に、嫌な予感。
[予感は的中で魔法で移動。絶対許可しません!!!と拒否の姿勢だったけど、ランビュールに説得されて渋々許可を出す(オランヌが俺の話は無視なのにとしょんぼりしてる)。
許可を出した途端、オランヌの魔法で転移させられる。転移中怯えるシエラだったけど、]ブライアンが手を持ち「乗馬と一緒だから。私がついてるから安心して」と。何が乗馬と一緒よと心の中で文句をいいつつ、手を握り返すシエラ。
[転移を終えて、みんなが田舎の空気の清々しさを味わっている中、シエラだけは1人転移酔い。
オランヌは、魔法の耐性が弱いから魔法嫌いだったんだねーと、納得した様子。
結局城のような大豪邸にご案内される。お屋敷にも古い鏡を置いて、オランヌの部屋の鏡と繋げていつでも行き来できるようになりました。]
場面は変わって庭でエドワルドとブライアンが一緒に乗馬を楽しんでいる。割と会話は仲がよい感じ。
乗馬を終え2人きりになったとき、シエラが友達になったのかブライアンに尋ねると、エドワルドはなんと言っていたと質問返し。
ブライアンのとこと違い、べったりした仲じゃないし、エドワルドは依存するような人じゃないと、エドワルドからの言葉は何も聞いていないと伝える。その上で打算7割、親しみ3割(しかも身分による親近感によるもの)の仲とシエラの評価を伝える。
エドワルドといるときは次期侯爵に相応しい男に見えるけど、本当の友達付き合いはランビュールとのちょっとだらけた感じだよねとシエラは思っている。
ブライアンとしてはエドワルドのことは嫌いではない。ただ、シエラは依存してないっていうけど、2人の関係は友達より親密に見えると。本音としては、嫌いじゃないけど、友達にはなりたくない。醜い男の嫉妬だよ、と告げる。
シエラにはブライアンの目が責めてるように感じてしまう。ブライアンに友達ができるより、エドワルドに友達ができることを喜ぶ自分に引け目を感じてる。でもそれは、主の方が孤独と知ってるから。
シエラにも客室があてがわれる。もてなしを受けることに居心地の悪さを感じるシエラ。
とりあえずオランヌの転移鏡に問題がないことを確認する。
エドワルドから少しでも離しておきたいと思ってるブライアンは、いつでもシエラに来るように話をする。
《ブライアン3》
転移先。ブライアンがおすすめの場所に連れていくと2人で街をウロウロとする。
ブライアンは楽しそうにシエラに街の説明をしている。デートが嬉しいし、城から離れて人目を気にしなくていいからとても楽しいとブライアンは言う。
シエラはノリについていけず、城へ帰りたいと思ってる。落ち着かない。エドワルドのことが頭から離れない。
噴水の前で立ち止まる。噴水に硬貨が入っており、理由をブライアンに尋ねると、願い事が叶うという民間の俗信のためと説明される。入れる値段で願いが叶うなら全財産いれてもいいけどでもシエラなら叶えられるからそんなことはしないと話すブライアンに、困ると応えるシエラ。
内容も聞かずに叶えられないと伝える。好きだから、嘘をついたり裏切ったりするのは嫌。
そんなシエラに「嘘も時には必要」と諭すように言うブライアン。
促されて言った「あなたしか見えない。今はエドワルド様のことは忘れます」という嘘に嬉しそうな顔をするブライアンに後ろめたく感じるシエラ。
あなたといると楽しくて嬉しいのは嘘じゃない、と心の中で言う。
そのままブライアンはシエラに硬貨を投げようとと持ちかける。枚数による願い事の変化があるけど、それはやってくれたら教えると言われ、2人で1枚ずつ同時に投げる。
願いごとは、一枚投げると、再びそこへ来ることができる。二枚で叶うのは大切な人とずっと一緒にいられる。
「大切なのは、叶うかどうかじゃない。君が願ってくれたこと自体に、意味がある」とシエラの反論は指で塞いでしまう。
《ブライアン4》
メイドだけで警備の確認に別荘にやってきたシエラだが、当然のようにブライアンがついてきてて、普段のノリで話しかけてくる。気安く部下達とも話をしている。
「疲れてるから休むべき」とゴリゴリに押してくるブライアン。部下も疲れてらっしゃいます、と。追求すると、部下は人気のお菓子屋さん貸切で買収ずみだった。
上司を売る部下が可愛いわけ………(可愛いじゃないの、くそぅ)
嬉しそうな恋人も可愛くて、結局、部下とブライアンに言われ泊まりになる。
ランビュールにも「1泊ぐらいいいじゃないですか」と言われる。
ランビュールの部屋で(ランビュールと2人)まったり惚気混じりながら(ランビュールに僕と一緒のときは気楽な様子だと言いますが、恋人の普段と違う様子が見れないことに嫉妬しないんですか?→いいのよ、私は私にしか見せてくれない顔を見れてるんだから)すごしているが、ランビュールに今が1番ゆっくり出来る時間なのだから。2人で過ごしたらどうですっと言われてしまう。
《ブライアン5》
「はい、受け取って」
と街で花束を渡されるシエラ。理由を尋ねるシエラだが、ブライアンには君は何にでも理由を求めるねと言われる。ブライアンは贈りたいから贈っているんだと答えるが、シエラは、
「私、限定で?」とブライアンが社交の一環で仕方なく様々な女性に贈り物をしているのを知っていて意地悪を言う。
「うん。君は特別だ」それなのに、ブライアンはシエラに臆面もなく言う。
でもシエラにとっては下心のない贈り物は馴染めない。
「今までの贈り物、エドワルド様行きになってたりしないよね?」
と尋ねるブライアン。エドワルド行きは捨てられるよりもショックだと言う。
エドワルド様ならいいじゃないですか、私に送るより利益がありますよ、と何度も言うシエラに、エドワルドに回したことがあることを察するブライアン。
シエラが色々と言い訳をするが、君に受け取って欲しかったと悲しそうな声でいうブライアン。
シエラだって酷いと思っている。本来なら、したくはなかったのけれど、切実な問題があらわれてしまったと心の中で言い訳するシエラ。
「花は。……枯れてしまうから、受け取ってくれるの?」と尋ねるブライアンに「場所をとりませんからね」と返すシエラ。「後に残らないものじゃないと嫌なんだね」というブライアンに、誤解させたかもしれないと思っても訂正しないシエラであった。
その後家具屋に来た2人。残るものを贈りたいと、花のあしらわれた家具を見つける度、ブライアンは薦めてくる。
「私が君に贈りたいのは、眺めるだけで幸せになってもらえそうな花だよ」と言って家具を薦めてくる。
もういただいています、と言っても納得しないだろうとシエラは何も言わない。手に持ってる花束自体が枯れるまでのあいだ、目にする度、贈り主を思い出す。眺めるだけで、しあわせにしてくれる花、だと思っているのに。
結局シエラは何一つ手にすることなくお店を出る。
「もう、充分いただいています」というシエラだが、「私のとっては充分じゃない。本当に、花でもなければ受け取ってくれないんだな、君は」と、どこか寂しそうに、ブライアンが言う
「花くらい、リリーにだって贈れますわ」
突然リリーが、割り込んでくる。自分を置いて2人で過ごすなんて酷いと怒るリリー。
二人してシエラを困らせる兄妹。
「花を贈ったくらいでいい気にならないでくださいね、お兄様」
妹の敵意のこもった視線に、次期侯爵は困ったように苦笑した。
《クエストイベント1:盗まれた本》ターン71
「いい本が入ってね。とっても貴重な本で……、君にも見せてあげたいんだ」
例の本屋へブライアンと2人で向かう。
例の本屋へブライアンと2人で向かう。
店の前に着くと、店長が店頭の本を整理していたところだった。店内に人の気配はほとんどない。変わらぬ佇まいに、なぜだか安心感を覚えるシエラ。
店長とブライアンが和やかに会話していると、突然カウンターの奥から何かが飛び出し、2人の方に向かって来た。
咄嗟にブライアンの腕を引き寄せ、屈み込んだシエラ。その間に本泥棒に逃げられてしまう、ブライアンの本も一緒に。
ブライアンに許可を得て、1人で本を取り返しにシエラは向かう。
ブライアンに許可を得て、1人で本を取り返しにシエラは向かう。
「その本、返してもらうわよ」
バトル
☆敗北
「ああ、無事だったか。よかった。……何?そうか、盗人は取り逃がしたのか。いや。気にする事はないよ……。あまりに急なことで、私にもなにがなにやら。……ただ、君に見せられなかったのは残念だ。希少な本だから、次に手に入れられるのはいつになるか分からないが……。また今度、取り寄せて見るとするよ。それよりも、怪我の手当を……」
☆勝利
店長にシエラはお手柄だと褒められ、逆に腰を抜かして頼りないとブライアンにため息をつく。
「腰は抜かしてないぞ、腰はっ!」
むきになって反論するブライアンに、ニヤニヤしながら宥める店長。ブライアンがこの店に通うのはらきっと本が欲しいからだけではないのだろうとその様子を見て思うシエラ。
「ま、カカア天下なほうが家庭は上手くいく。おまえさん、果報者だぞ」と言われ、ブライアンは1人盛り上がる。店長の手を取って、今にも踊りだしそうな勢い。店長もあまりの興奮ぶりに、若干引き気味になる。
「あんたも、大変そうだな」
「そうなんだよ。わかってくれるか!」
(今のは、私に言ったんだと思うけど)
……………………
本屋から出て「嬉しいな」と笑顔のブライアン。戻ってきた貴重な本より、お似合いの言われたことの方を喜んでいる。
そんな彼を見ていると、私まで……
「……私も、嬉しいです」
「!そう?そうだよね?君にそう言ってもらえたのが何より嬉しいよ……」
(私も、だ。ブライアンに言われたことが、なにより……)と思うシエラ。
《ブライアン6》
街でブライアンに笑顔で花を差し出され、戸惑うシエラ。毎回大きくなっており、最初に贈られたものは片手で持てる程度のサイズだったが、今差し出されているものは、片手だけでは支えきれそうにない大きな花束だ。
この前も貰ったからいらないと言うシエラに、この前とは違うお花だから受け取れと押し問答になる。
「二日前のはそろそろ萎えてきただろう」と差し出してくるブライアンだが、枯れてない花を捨てられるわけのないシエラの部屋の花瓶は総動員されている。ブライアンは詰所にも飾ればいいと言うが、恋人から贈られた花を職場に飾るなんてもってのほかだと思ってるシエラは全て部屋に飾っている。
「どうして、そんなにくださるんです」と尋ねるシエラに、「好きな人に、何かしてあげたくなる。だから、贈るんだ。言葉と一緒。好きって言わずにいられなくなる」と当然のことのように言い切られる。
心中でさんざん抗った挙句、根負けしたシエラは「場所がないんです」と打ち明けた。
高級な味が分からなくとも食べたり、高尚な絵も分からなくても見たり。そうしてちゃんと受け取っていたが、どんどん増えていった。一時は贈り物に苦情を言ったりしていたが、嬉しそうなブライアンに文句を言いにくくなってしまった。文句が消えて、贈り物が増えて。もう、主に引き渡すくらいしか対処のしようがない状況に追い込まれているのだ。
場所がないと聞いてブライアンは、笑顔で「土地を贈ろう。建物付きで」と言い、呆気にとられるシエラ。愛があっても、もはやただの押し売りだと感じるシエラであった。
場所は変わり、別荘の1室で、ブライアンがロイヤーとリリーとランビュールに、シエラの欲しがりそうなものを尋ねるが、誰も思いつかない。
分かっているならもう渡してますとリリーはお怒り。ヒントはないんですか?というランビュールの言葉に、ブライアンがその場にいるシエラにヒントを求める。
「……とりあえず、そういう話を、本人の前ですると喜ばれないと思いますよ」と答えるシエラ。私は物がもらいたいんじゃなくて、減らしてほしいのよ、と心の中で呟くのであった。
《ブライアン7》
出先で馬を買ったブライアン。高い買い物をしたら経理担当の使用人が困って「怒られません?」と聞くシエラだが、「厩舎に空きがあるし、調教師にも余裕がある。安易な気持ちで買ったわけじゃないよ?」と返すブライアン。
「有名な血統の馬だったんですか?」とシエラが尋ねるが、違うとのこと。
目立つ場所につむじがあって見た目が悪いと言われるかもしれないが、蹄の形と体のバランスがいい。騒がしい市場でも落ち着いていられる度胸もある。だからいい馬だ、と説明される。
「速さだけなら血統がいい馬が勝つけど、常に競技用の基準で選ぶわけではない。プライベートで大事なのは……、相性だよ」と言い、手綱を持ったのと反対の手で、ブライアンがシエラの手をとる。
「惹かれるものがあるかどうか。ときには、それが身分よりも大切な場合もある」
この馬は私と同じ目の色をしている、と思いながら、「この国では、身分が第一ですよ」と返すシエラであった。
[その後、別荘の庭で乗馬に無理やり誘われ大慌てのオランヌ。指導するブライアンと宥めるランビュールと、眺めて完全に面白がるエドワルド。そこに、違和感なく加わっているリリー。
「無理無理無理、ぎゃーー」と大慌てなオランヌを見て、エドワルドとリリーは爆笑している。ブライアンとランビュールがフォローしようとするが、パニック状態。
「そうだね。楽しそうだね。リリーが。リリーが楽しそうであれば、それでよし」
「エドワルド様も楽しそうですしね。接待的には万事オーケーでしょう」
そんな周囲の反応に、魔法使いは嫌いだが、少しだけ、同情してしまったシエラ。]
その夜ベッドの上で2人で過ごす。
馬と同じで、シエラについても長く過ごして初めて分かることがあるというブライアン。何が分かったのかと尋ねるシエラに「心を許してくれていない、ということかな。……貴族としての私にね」と答える。
根っからの貴族であることはブライアン自身が分かっているはずなのに、指摘されたことに驚くシエラ。
否定はせず、無言で返すシエラ。完全に壁を取り払える日などこない。身分差は生まれた時に決まり、死ぬまで続くもの、とシエラは思っている
その後文句をいうブライアンの口調は、責めているというよりは駄々を捏ねているようだった。
「別物ですけど、私はあなたのこと、好きですよ。馬が、あなたのことを好きなように」
ブライアンはきょとんとするが、シエラはそう言って笑う。
ブライアンはきょとんとするが、シエラはそう言って笑う。
(違う世界に生きていたって……)
今、ここでこうして出会って、好きになれる。壁があったとしても、好意の妨げにはならないのだ、と思うシエラであった。
《クエストイベント2》
詰所でブライアンからリリーにプレゼント予定だった駿馬が盗まれてしまったという話を聞く。なんでも最近は名馬の盗難事件が増えているらしい。
しかも売られた形跡がない。何の工作に使われるかもわからない。
ハルキアが民衆の嘆願書を探すと、郊外の古い館で馬の鳴き声が頻繁に聞こえる、というものがあった。
1人で行こうとするシエラに危ないと渋るブライアン。エドワルドのことを思ったら1番だが、自分の持ち込んだ案件でシエラが危険になることに葛藤しているが、シエラがいくつも理由を言うと折れてくれる。
☆敗北
ひどい怪我をしたシエラに怒るブライアン。強力なモンスターの巣窟だと知っていて行ったシエラに2度とこんな無茶はしないでと叱る。
☆勝利
詰所に帰ってきてまったりとするシエラ。そこにブライアンが駆け込んでくる。
怪我はないかと詰め寄るブライアンに、全くの無傷ではないけれどブライアンを落ち着かせるために「見ての通り怪我なんてしてませんよ」と微笑みかけるシエラ。
「本当に?嘘などついてない?」と聞くブライアンに「大丈夫」と返すシエラ。
ブライアンは落ち着いたが、凍えた声で「本当に怪我がないか、今晩じっくり確認させてもらおう」と言われ、青ざめるシエラ。
隣でぼそっと「正直にいっておけばよかったのに」とハルキアに言われてしまう。
《ブライアン8》
貴族の夜会の警備にあたる、シエラ。目線の先にはブライアン。貴族の令嬢たちと駆け引きをし、その後中央で華やかにくるくるとダンスをしている。その様子を見たくなくても見なくてはならない、嫌な仕事と思いながらシエラは眺めている。
廊下で2人きりになったところでブライアンから「すまない」と謝られる。
前まではブライアンが女性に囲まれても平然とできていた、と思いながらも表情を変えないシエラ。
君が見ている前で他の女性と親しく話したり、ダンスするのはいや。謝る必要はないと言われても私が嫌なんだ、と後ろから抱きしめられる。(このまま何も見ずにいられたら、楽なのに)と思いながら「……私は、平気です」と返すシエラに「君にそう言わせてしまうことが、嫌なんだよ」と言葉が漏れるブライアン。
《ブライアン9》
夜会で令嬢に言い寄られるブライアン。その場では華麗にあしらっていたが、夜会後再び廊下でシエラに謝罪している。
シエラは使用人の自分に気を使わなくてよいと、謝るブライアンに対して何も言わない。何も言わないシエラに対してブライアンは、結婚してほしいと声をかける。
頷けない、やめて、としか言えないシエラに、酷いと責めるブライアン。
別の日に廊下で出会い頭にマーシャルに文句を吹っかけられる。シエラがいない間大変だったとのこと。でもシエラの記憶では怒らせるような出来事はなかった。文句を言い返していると、マーシャルから休みを持て余さず休めているか心配だったが、自分がいなくても何とかなるといえるなら大丈夫ですね。と言葉をかけられる。ブライアンの気配を感じて、「今度何か奢ってください」と声をかけて別れる。
ブライアンの部屋で強引にキスをされ、押し倒される。ブライアンはマーシャルがシエラに惚れてると気づき、嫉妬している。「君はいいかもしれないけれど、私は我慢ならない」という言葉に「私だって、平気じゃありません」と返すシエラ。シエラも恋人が異性に誘いをかけられて傷ついている。やむを得ないことだから、平気な振りをしているだけ。
じゃあ、結婚してと言われるが、「私はいいんです」と返す
浮気をしても気にしないということかと剣呑な雰囲気をだすブライアンに、信じているから大丈夫と返すシエラ。ブライアンもシエラを信じているけど、誰かがシエラを思っているだけで嫌でリリーにも嫉妬しているし、独り占めしていたいと囁く。
シエラは確実にあげられるものはないけど、ブライアンの今の顔を、ほかの女性が誰も知らないように、今こうして彼と向かい合っているときの私の顔は、間違いなく、彼ひとりのものだと心の中で思う。
《時間経過6 その後》
「髪をおろすなんて、何かあったの」
と尋ねるブライアン。シエラは似合いませんか?と尋ね返す。
「どんな髪型でも似合う。おろした髪型も、素敵だね」
と言われ嬉しそうにほほえむ。シエラは幸せを感じている。
とても欲深く、罪深く。許されはしないけど。今、とても幸せ。
《ベストエンド》
誘われて馬の品評会を見学に来たシエラ。優勝したのはブライアン。外で他の貴族達と談笑をしている。
その後、厩舎で1人きりになったタイミングで、シエラはブライアンに話かける。優勝のお祝いをしていると、先ほどブライアンと談笑していた貴族たちがやってきてしまった。
そのうちの1人はジャスティン派以前から明言していた者であり、2人きりでいたことを遠回しに馬鹿にする発言を繰り返ししてくる。少しも笑ってない目でゆったりと笑みを浮かべるブライアンに、シエラの血の気が引く。そんな段々空気が凍えていき、一触即発となった場に割り込んできたのはロイヤーだった。ブライアンの指示で、シエラはロイヤーにその場から引き離される。
剣呑な空気が少しも払拭されない場から自分だけ連れ出されたことに戸惑い文句を言うシエラだが、ロイヤーは「若様に任せておけば大丈夫だ」とのんびりしている。焦るシエラに、シエラさえその場にいなければいつも通りあしらえるんだと説明。言われてシエラも考えるが、確かに今までも噂の渦中にいた人だから、対応を間違える訳がないと納得。
シエラが絡まれるのは見過ごせない、大事にされてるんだよ、と吐き捨てるように言うロイヤー。
「お分かりいただけたのなら、もうほんの少しでもお淑やかになっていただけませんかね。奥方様」
口調と裏腹の真面目な声音に、ロイヤーも主同様本気になっていることを悟り驚くシエラ。
数十分後、部屋でブライアンと合流する。自分はブライアンのために戦えないから、自分のために戦わないでほしいというシエラだが、ブライアンは勝手にしていることで、同じことを返して欲しいわけじゃないと答える。
シエラに守られるエドワルドは羨ましいけれど、ブライアンはシエラを守りたい。シエラの心を守りたい、という。
物理的な傷ならあるけど……というシエラに、折れずにいるためにつく心の小さな傷を、せめておわないように守りたい。だから目の届く範囲で誰かが君を貶めようとしたら許せない、のだと説明する。
「何をしてくださっても、私は返せません」というシエラだが、「そんなことはない」と強く言い切られる。たじろいで、「形のないものしか返せてない」というシエラに「だから、私は君に物を贈るんだ」と、近づいてきた唇が触れる寸前で囁く。「持ち物の重みで君を縛れたらいいと思っている。私が形にしてあげる」
………………
ベットの上で微睡んでいると、ブライアンからまた結婚してくれと言われる。キスをしながら返事をもらおうとするブライアンだが、シエラは断る。
自分の傍にいてくれるという確証がほしいというブライアンだが、それは建前で私が悩まなくていいように結婚しようとしているのでしょう、とシエラは問いかける。
誠実で優しくて、自分が独占していい人ではないと思っているいながら、譲りたくないとシエラも思っている。だが、ブライアンのために自分が結婚するのはよくないとも思っている。
ブライアンは、エドワルドなら次期国王という肩書きでシエラを守れるが、自分は結婚しないとカペラの名でシエラを守れない。だから結婚してほしいと伝える。
………………
詰所でリリーと2人で仕事をしていると、突然リリーから「お兄様はどうですか?」と切り出される。プロポーズを断っているけれど、初めての長いお休みで、心境の変化はなかったか尋ねられる。
その問いに、休みはブライアンのおかげでとても楽しかった。でも将来傷つけるかもしれないから結婚できない、と答えるシエラ。その脳裏には亡くなった先輩の遺品を片付けたことがよぎっている。
自分が死んだら、ハルキアかリリーが部屋を片付ける。あの男性のようにブライアンは泣いてくれるだろう。でもシエラは泣かせたくない。
そんなシエラにリリーは「大丈夫です。お姉さまのことはリリーがお守りします」とシエラ手を包み込むように握って伝える。好きなお兄様を大事におもってくれるなら、協力は惜しまないと、笑うリリー。
でも1つだけ、とシエラに忠告するリリー。「お姉さまに何かあれば、お兄様は傷つくと思いますわ。……結婚していなくとも、同じように」
……………………
贈り物で埋め尽くされたシエラの部屋を見て、もっと早く言ってくれたらよかったのにというブライアン。贈り物を収納できる土地や建物が嫌ならば一緒に暮らそうと声をかけてくる。広い家で1人で暮らすのは寂しいからと。
実はリリーはいつでも引退して家へ戻ってもいいと言ってくれてると言われて、思いのほかショックを受けるシエラ。呆然としているシエラに「でも条件があって、とても敬愛してきる上司が引退しないかぎりは自分もそうしないと言うんだ」と伝える。
「私に家族をくれないか?」にっこりと笑うブライアンの顔が、リリーとダブって見えるシエラ。
……………………
明日、戴冠式という日にブライアンと2人で別荘の近くの丘に馬で遠乗りに出ていた。
明日からはエドワルドの部下として働くことになる。ブライアンとゆっくりできるのは今日で最後になる。
シエラが乗っていたのは、あのつむじのある馬。ブライアンは見る目があるという話をするが、それならもっと早く君を見つけていたはずだと落ち込んだように言うブライアン。リリーが引き合わせてくれたから、知ることができ、そこからさらに時間をかけて仲良くなることができた。そういうブライアンに、もしエドワルドより先に見初められてたとしてもこんな関係にはなってなかったですよ、とブライアンの顔を覗き込むシエラ。どんな風に違うのか教えてくれ、と不器用に甘えるブライアンにコートの襟元を掴み、引き寄せてキスをする。吐息が触れ合う距離で会話をしながら、もう今さら開けられる距離じゃないなとシエラは思い知る。
ブライアンから「いつか君が喜ぶ物を贈ってみせる。そのときは私と結婚くれ」と囁かれる。どこにも残らないその声を覚えておきたいと強く思うシエラ。
積み重ねた思い出に縛られて少しずつ身動きがとれなくなっていく。形がなくても、記憶を共有することで離れがたくなり、相手の一部になっていく。
「私とずっと一緒にいると、言わせてみせる」
(……もう充分だわ)
「君に、贈り物がしたいんだ」
この上、何かを贈ってなんかくれなくても。
(あなたがいれば、それだけで)
-END-
《好感度未達成エンド》
戴冠式までの日程がおおよそで固まった。ロイヤーとシエラが書類を見ながら昼食を食べているところにリリーがやってくる。リリーとロイヤーが騒いでいる様子を眺めながら穏やかだった期間を振り返る。結局何かと理由をつけて仕事に走り回っていた。
戴冠式までの首尾は問題ないというロイヤーに、リリーから休息を取ってとお願いされる。そして、お兄様をどうにかしてほしいという話をされる。
リリーとロイヤーから、ブライアンがここ数日眠れていないといわれ、ブライアンの部屋に向かう。普段なら連絡だけは欠かさなかったのだが、戴冠式の日程調整のため連絡すらいれてなかった。
ノックもそこそこにブライアンの部屋に入る。ブライアンは虚ろな目でシエラを迎えた。冷たい声で、よく頑張ったね、と言われる。慌てて心配をかけて申し訳なかったと謝るが、私程度の普通の男が君を心配するようなことは何も無い、と冷たい声で返されてしまう。
私は普通だけど、恋人を蔑ろにする君は普通じゃない、酷い、と責められる。
そこからは聞き分けのない子に言い聞かせるかのように、邪魔だと言われても引かないけどね。それくらい君と離れたくない。とシエラに伝えるブライアン。
戴冠式までの予定は立ったから、これから休暇を申請するつもり。だからこの先はできる限りそばにいさせてください。と伝えるシエラ。
その言葉に嬉しそうに穏やかに「待ちくたびれたよ。……でも、待った甲斐があったようだ」というブライアン。
ブライアンはしばらく話をした後うとうとと眠ってしまった。
《支持率不足エンド》
支持率が微妙なため、休みを切り上げ通常の仕事体制に戻ってしまう。
ロイヤーとの会議中に、ロイヤーから無断で若様を連れ回すなと怒られてしまう。これから先は余裕がないから多分ないと思うと返答。
夕暮れ、ブライアンと街で過ごす「君との甘い時間が終わってしまうんだね」との言葉に「私とは、もう終わってしまうっていうことですか?」
と勘違い。慌てて否定するブライアンに、「よかった」と言うシエラ。
これからも君との関係は続いていくから安心して、というブライアン。次期侯爵に顔色を、伺わせることに申し訳なく思う。
夕方の街は平穏な時が流れているけど、私たちには忙しくなる未来が待っている。あっという間だったが、楽しい休日だった。
仕事に少しの不安を覚えるシエラだが、ブライアンからすぐちょっと冷たい仕事中毒な君に戻るとと言われる。
「仕事をしている君も好き。応援したくなる」と言葉をくれる。同時に「いずれ仕事を引退してもらって、私の妻になってもらう日が来ることも諦めてない」と言われる。
諦めの悪い人だと思うが、私も仕事をしてる私も好きと言ってくれるように、諦めの悪い彼のことが、好きだ。とシエラも心の中で思うのであった。
《貴族支持率0エンド》
書類を持ちながら洗濯干場いるシエラはブライアンに出かけようと誘われる。こうやってブライアンと会っているのも甘えではあるが、出かける余裕はない。会える時間が減った、自分にも何か手伝わせてほしいと話しかけ始めたところで、リリーがやってきて邪魔だとブライアンを叱る
その後はブライアンをリリーに預けて、貴族屋敷をシエラは回ってきた。本来の仕事が終わり、夜にブライアンの部屋を訪れる。
貴族の支持集めのため自分を使えと言うブライアン。お願いしたらスムーズに進むと分かっているけど、尻込みするシエラ。でも何も言わなくても助けてくれているのかもしれない、そう思えるぐらい今日の仕事は友好的だった。
「自分の意思で利用されたい」と言うブライアンに「自分の意思であなたを利用したくない」と返すシエラだったが、ブライアンに会える時間が減るからダメだといわれる。悪戯っぽく言われて、誰かを利用することがいいことのように思え、変な気分になるシエラであった。
《民衆0エンド》
詰所で山のような嘆願書の整理をしているシエラ。ブライアンもきており、詰所でしか最近会ってないと言われてしまう。そんな中ハルキアが入ってくる。親密になりすぎて、お茶も出してないことに怒られながらも書類整理を変わってくれて、シエラはブライアンと街に出かけることになる。
外出中もシエラは仕事のことで頭がいっぱいになっている。仕事に一生懸命な君が素敵、民衆は穏やかに過ごしてるからまだ巻き返せる、と励ましてくれ、ブライアン。お陰で元気になるシエラだったが、逆に民衆の支持集めでは役に立たないと落ち込むブライアン。
「ブライアン様と会えて私はすごく元気づけられましたよ?」と本心で伝えるシエラだったが、それを聞いたブライアンは毎日詰所に訪問することを決める。慌てて婉曲に来なくていいと伝えるが、欠かさずこようと宣言される。約束を守るだろう誠実な恋人に、頭を抱えるシエラなのであった。
はい、以上になります。長々とありがとうございました。
なんと言うか、全体的にほんとに焦れったいんですよ。シエラも心の中ではいいこと言ってるのに口に出さないからブライアンが永遠と暴走しているというか。こっちを向いてもらいたいブライアンの気持ちは分かるけど、やってることはどう考えても逆効果だよそれって内容だったり、ほんともどかしい!
言葉だけじゃ好きを伝えきれなくて形にも表したいと思う気持ちも、エドワルドのことは大事と理解していてもエドワルドより自分といてほしいと思う気持ちも、分かる。ほんとカペラさん乙女すぎて可愛いんだけど………可愛いだけど…………、シエラを幸せするには可愛いだけじゃ駄目なんです!海より深い懐の深さがいるんです!!
このブライアンに対する哀れみの気持ちをみなさんにも理解していただきたい。
最初にもらった小さい花束を部屋に飾ってブライアンを思い浮かべてるんですよ、シエラ。とっても恋する乙女!めちゃくちゃ可愛い!それでも、次々に贈られてくるから、そりゃ恋する乙女も無理ってなるでしょう?はい、以上になります。長々とありがとうございました。
なんと言うか、全体的にほんとに焦れったいんですよ。シエラも心の中ではいいこと言ってるのに口に出さないからブライアンが永遠と暴走しているというか。こっちを向いてもらいたいブライアンの気持ちは分かるけど、やってることはどう考えても逆効果だよそれって内容だったり、ほんともどかしい!
言葉だけじゃ好きを伝えきれなくて形にも表したいと思う気持ちも、エドワルドのことは大事と理解していてもエドワルドより自分といてほしいと思う気持ちも、分かる。ほんとカペラさん乙女すぎて可愛いんだけど………可愛いだけど…………、シエラを幸せするには可愛いだけじゃ駄目なんです!海より深い懐の深さがいるんです!!
このブライアンに対する哀れみの気持ちをみなさんにも理解していただきたい。
シエラも言って変わるか分からないけど、言ってあげてよってなりました。
1つ1つにちゃんと愛情を注ぎたいんですよ、シエラは。ようやく他人を愛せるようになってきたのに、いっぱいもらっても対応しきれないって。それに形以外のものを大事にしているんだから、物にこだわらないでほしいと思っちゃいます。
ただブライアンもずっとポンコツなわけでもなく、馬を通しながら身分だけじゃないとシエラを揺さぶる発言もします。ただし、ブライアンがいいことを言ったら、今度はシエラが冷たい!!
ちゃんと好きって言ってくれる分エンパイアよりも進展しているけれど、もう少し言い方が……
シエラも夜会で嫉妬するようになったのも大きな進歩!律儀に謝ってくるカペラさんへの対応は相変わらず冷たいのが大きなキズですけど()
身分を弁えるのはいいことなんだろうけど、ブライアンはもっと率直な気持ちを言ってもらいたいんだよ!シエラも分かってるでしょ???と言いたい。
結局、シエラもブライアンも1番曲げなきゃいけないところを互いに曲げないから、幸せそうだけど、最上の幸せに到達できない感じがもどかしい……
エンディングでは自分が死んだときに悲しませるから結婚したりしない、といつシエラの気持ちが分かりますが、どう転んでもシエラ死んだらブライアン泣くからな!!と揺さぶりたくなりますよね!
リリーの働きによっては、結婚する未来もありそう………?んー。無理かな?って感じのエンディング。とりあえず仕事の合間に一緒に過ごせることが幸せと思ってもらえるようにはなったけど、あと1歩届かなかったみたい。
まぁ少なくともエンパイアの、私の過去は絶対に教えないわ、と思いながら抱きしめられているエンドよりかは明るいエンディングでしたね。頑張ったよカペラさん!
……結局ブライアンって、貴族らしい貴族なところはエドワルドと被っているし、貴族だけど誠実で愛情深いところはあるけどジャスティンの懐の深さには勝ててないし、身分が違いすぎて別物と言われマーシャルのように近い仲にはなれず、変わり者の貴族な点はランビュールと同じだけど物理的な血なまぐささとは全く縁がないからやはり別物扱いされる、と他のどのキャラと比べても特徴が全て負けてるという可哀想な人だと思うんですよね。ちゃんとブライアン様、私好きだと思ってますけど。
いつもニコニコしてるから、たまにブチ切れたときに結構シエラをビックリさせてるんですよね。もっとブラック貴族面出した方がいいんじゃないかなとか思っちゃいます(笑)
声優さんの切り替えに惚れ惚れ。芝居がかった話し方が多いから、底冷えする声を出された時はゾワッとしちゃいます。
シエラと屋敷で幸せに過ごすより、お墓の前で泣き崩れる方が簡単に想像できるブライアンですが、リリーが頑張って3人、もしくは子供ができてもっとたくさんの人数で仲良く過ごす未来がきたらいいなーと思います。頑張れリリー!
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