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たぶんこんな辺鄙なサイトを覗きに来られる方々なら既にご存知だと思いますが、スペードの国のアリスが発売されるそうですね。オトメイトで。
Twitterに生息してますので、五月攻というTwitterアカウントとバーレスクの更新でザワザワしていたところから、まさかのオトメイトパーティ(?)でQuinRoseの名前が出てスペアリが発表されるなんて、どのロゼクラも予想してなかったんじゃないですかね。

私のフォロワーさんは複雑が大半、ブチ切れが少数と言った感じでした。
私としては、ロゼさんについてはアリスの絵柄が変わった時点でわりと心がボッキリ折れていたんですよ。このサイトを立ち上げる前のお話ですね。


~思ったより長くて、意味わからない文章が続くのでお前のアリスやロゼへの感想の移り変わりなんてどうでもいいという人はここで戻ってください~


拍手[2回]




アリスシリーズは高校一年生の春休みにほしのさんの漫画で初めて知って、そこからPSPを買ってアリスの世界とアリス自身に惚れて好きになりました。
そのころの高校の友達には名前は聞いたことあるって子が1人いただけで、電話とメールしか打てない携帯電話でPCも1人で勝手に使えない私は、親のいぬまにPCを開いては二次創作を読んで心を潤わせて、夜には延々と回想シーンを見てはアリスへの愛を自分の中で爆発させてました。
想いが昂りすぎて自分の妄想を携帯のメールをメモ帳代わりにして4,5作(アップしたものではブラアリの上3つの作品とかかと)ほど小説を書きはじめたのはアリスを知って半年ぐらいたった時でしょうか?
アリスに対して無知な友達に無理やりアリスの素晴らしさを一方的に語っては、周りに共感して話し合える人がいないことを悲しみつつ、学生生活を送るそんな高校時代を送ってました。
大好きで大好きで、途中で出た大陸シリーズも素晴らしくて、ロゼ作品素晴らしいと本気で思っていた時期が1年弱続きました。16歳という青春真っ只中をアリスに注いだと言って間違いないでしょう

すごい期待して購入したシンデレラの残念さに、ロゼへの「え?」という初めての感情をいだきます。そこから毎月発売されていくゲームに、月刊ロゼかよ、と何とも言えない気持ちを抱きつつも、でもアリスシリーズの新作が出るのすごく楽しみに、親の目をかいくぐりできる限り頻繁にロゼのサイトにアクセスしていました。
もちろん二次創作サイトにもずっと通いつめてて、あーブラアリ最高ってなってました。

そして運命の日。夏の終わりから秋にかけてぐらいだった気がします。受験生として大詰めを迎えつつある中、ロゼのサイトを開いたら、見知らぬ女の子の絵柄がドンッと現れたのは。いや厳密に言うと、私の知ってるアリスと同じ服装をした、でもアリスじゃない何かが、これまたよく分からない黒いうさ耳男と一緒に並んだイラストを見たのは。
心臓のドクドクという音と血の気が引く感じと、「えっ·····」と声が漏れたのを本当に今でも覚えてるんです。
1回目を閉じて開いてみたけど、光景は変わらなくて。1回ブラウザを閉じてもう一度QuinRoseを検索したけど、変わらなくて。恐る恐るその絵の部分をクリックしたら『ダイヤの国のアリス』って書かれていた。
それがいつまでもいつまでも記憶に残ってる、ロゼに対して一番絶望した瞬間でした。

その時には高校の友達に1人だけアリスをプレイしたことある子がいて話しかけに行ったり、同じ部活の私のアリス好きを知ってる子に文句言いに行ったりしてたけど、私ほど私の絶望を分かってくれる子はいなくて。悲しくて切なくて、私のアリスがぶち壊された瞬間でした。

12/20に学校帰ってからダイアリを買いに行って徹夜しなくても1人攻略が済んでしまうシナリオの短さに泣きそうになりながら、たぶん3,4日ぐらいでゲームやり切って残った感想も悲しみしかなかった。これまでのアリスなら(箱アリは除くけど)、徹夜しても1人終わらせるのが難しかったのに。ジョカアリではあんなに明るく終わったというのに信じられない展開に、みんな受験でいっぱいの中、何度も友達に文句を聞いてもらったりしていました。

無事大学に受かり、バイトも始めて、スマートフォンを自分で買っていつでもネットに繋がれるようになりました。夏前にマイパソを買った私は、でもまだアリスのことが大好きで、新しい絵柄を見たら自分が好きなアリスが壊れてしまいそうになるのが怖くって、ガラケーに詰まった一番アリスが好きで好きでたまらなかったときの、私の愛を形にしたといっても過言じゃない小説をせめてアップロードしたいと思いました。それでAZALEAのサイトと、ブログを作成したというわけです。

その後のロゼも変わらず月刊ロゼで、それに追加して通販が始まりました。ゲームはアリスと大陸シリーズ以外は無視し、バイトで稼いだお金を全て注がんばかりに通販を行い、ランダムグッズを買い揃えることに躍起になっていたのが1年半ぐらい。何だかグッズの質が落ち始めて、時々でるアリスの新作に心をボロボロにされながら、もうロゼにお金なんて出してられるかと思いだした年に、ロゼがご臨時なされました。コンプ中の私は私毎回アリスは豪華版を予約して買ってたのに、リメクロは購入前にキャンセルしたぐらいだから、たぶん本当に愛想つかせてたんだと思う。
そして実習中に久々にTwitter開いたら、数日前にロゼが破産したって書いてて。でもそのときにはロゼへの愛情が斜め下に落ちていってだいぶ後だったからショックはそんなになくて。思ったことは、「どうせ死ぬならダイアリ出す前に死んで欲しかった」という感想でした。もちろん、アリスの終幕を見れないことや、クリロワ新装版出て欲しかったという思いもありましたが。そんなことより、私がアリスが大好きだって胸を張って言える状態のまま死んで欲しかったという感情が強すぎました。ブログはあえて更新しませんでしたけど。

前置きが長くなりましたが、私はロゼに対してすでに好きとか嫌いとか憎いという感情をもつことができない状況がたぶんロゼが死ぬ少し前からずっと続いてるんです。
私の正直な感情だけを述べたら

スペアリ?はぁ?何を今更、というのが正しいでしょうか。

Switch持ってるし、もちろん買います。豪華版があるなら絶対手に入れます。だってロゼ作品のコレクターだもの。
でもそこに楽しみだとか、嬉しいだとかいう感想はないんですよね。アリスシリーズの新作は買ってプレイしないといけないのが、私のルールだから。これは、義務なんです。アリスシリーズとロゼの作品が大好きだった昔の私が決めたルール(流石に私の心が砕け散りそうだから、リメクロだけは開封できていませんけど)。だから、買うし、プレイします。
もしかしたら、もしかしたらの話しですが、もしも絵柄がひめりんごさんだったら、私はこれまで仲良くして頂いたフォロワーさんを敵に回しても無条件で喜んだかもしれないです。だって私のアリスが帰ってきたんだから。
でもそんな奇跡はなく、きっとシナリオもダイヤのように薄くてペラペラで、でも深くは語らないくせにアリスを闇堕ちさせるようなそんな雰囲気だけを醸し出す作品になるんじゃないかなーと思ってますけど(ダイアリのトラウマ)。でもたぶんどんだけ内容が終わった作品でも私の心に傷つくほどの熱い思いはないと思うんですよね。1度死んで仏になった心でプレイしようと思います。
私が私の時間を切り取れるなら、2012年1月を切り取りたい。切実に。

あーでも、ただの「復活するんだよかったねー」は完全に地雷だから、踏んで欲しくない。スペアリ発表のこと悪い無理とは言いづらいけど、よいことではないと思ってます。
私は新作でゲームなんか出さず、構成とかシナリオだけサイトで公表してくれたらよかったと思うよ、うん。

以上。スペアリに関する私の思い+アリス、ロゼへの私の感情の移り変わりでした。いやー、文章にすると気持ち悪いね、ごめんなさい。


でも、この騒動のおかげですっごい久々にPSPでアニバ見直してやってるんです、もちろんひめりんごアリスですよ?たぶんロゼが倒産してからやってないし、倒産する前も久しくやってなかったと思うから4,5年ぶりぐらいに。
そしたらやっぱり好きなんですよ、アリス。愛おしいし、こことここのイベントの間にこんなイベントあったら楽しいなーとか思ったり。もしかしたら何年かぶりにアリスで二次創作できるかもしれないね。仕事忙しいから難しいかもしれないけど。当分はアリスの回想見返しやっていきたいと思います。初心に帰るのは大事だと学びました。
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