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攻略3人目はマーシャルです!プレイしたものをみなマーシエ推しにさせた、イチャラブカップルです。
エンパイアではブライアンの次ぐらいに不憫枠だった(と私が勝手に思っている)マーシャルですが、ロワイヤルではシエラの相手大好き度が他キャラ押しのけブッチギリです。いちゃ甘イベントを続きからどうぞ。


拍手[0回]


※ジャスティンと共通イベントは[  ]でくくっています
《マーシャル1》
マーシャルの部屋で仕事着のままベットに寝転び寛ぐシエラ。そんなシエラに、忙しそう、休養期間だから休め、とマーシャルが言う。そんなことないわよ、と返すと「ほら、こんなに肩がこってる、凝りすぎです。」と腰の上にのって肩をマッサージしてくれる。すごく上手。
何か後ろめたいことはありませんか?とマッサージしながら問われるシエラ。全く思い当たる節がなく、頭をかしげるシエラだったが、そういえばこの前の泊まりがけの仕事で交流の少ない男の使用人と一緒だったことを思い出す。やましいことは何もないが、マーシャルの沈黙がそれを肯定していた。ひっそり嫉妬していたことを知り、「マッサージ交代」とやり返すシエラ。
すると手を引かれ反転させられ、ベッドに身体を押し付けられた。強く押さえつけられて痛がるシエラに「あなたが色仕掛けみたいなことをするから驚いてしまいました」と謝るマーシャル。私以外に色仕掛けしないでくださいね、と静かで薄ら寒い瞳で見つめてくる。浮気しても耐えるって言ってたくせに、と返すと「あなたに対しては。相手のことは許さない」といった。
·····
過去の回想。シエラとマーシャルの出会いは鍛錬場だった。剣を交えた時に、付き合いが長くなりそう、という予感がした。また鍛錬場に迷い込んだ蝶を見て、感情を読み取らせない無表情が和らいだのもよく覚えている。絶好のチャンスだったのに、殺伐とした場にそぐわないその表情から目が離せなかった。何度か鍛錬場で会って、名前を知ったのはもっと後、剣を交えながら、シエラは名前を尋ねた。それも知らずに私と戦っていたのか?と驚くマーシャルに、「倒す相手の名前なんて、知る必要ないじゃない?」と返すシエラ。「なかなかしぶといから、名前ぐらい知っておいてやろうと思って」というシエラに、「シエラ、私の名前はマーシャル」と握手ではなく足を出してきた。
鍛錬後に会話をする2人。まだ主の決まってない2人はどんな主に伝えたいか話す。一緒の主になることはないわね、と言い再び鍛錬を開始した。
別の日の夕暮れ、マーシャルに会ったシエラは、マーシャルからジャスティンに仕えることになったことを聞く。そのときのシエラはまだ雇い主が決まってなかった。上に行って取り立ててやるというマーシャルに、あんなに取り立ててもらうなんてごめんだわ、と返すシエラ。そして、流れた沈黙に何故か悪いことをしてしまった気になるシエラ。友人でもなく味方でもない、馴れ合わない関係。上手く言い表せない自分の気持ちに蓋をし、「将来は対立することになるかもね」と言う。何より対等な立場にいたかった。マーシャルにだけは借りを作りたくないと思っていた。
……
現在にもどり、城の廊下でジャスティンに話しかけられるシエラ。エドワルドではなくマーシャルに構えと、マーシャルにあまり会ってないことを咎められる。「あいつを泣かせたら、切るぞ」と言い、立ち去っていく。主人選びの趣味はいい、と思うシエラだった。

《マーシャル2》
[「よし行くぞ。ついてきてくれ」とジャスティンに骨休めに出掛けようとお誘いを受ける。第一王子の招待を受ける身分ではないの断るシエラに、「田舎だが、ささやかながらも礼は尽くす」と説明するジャスティン。
仕事で忙しい、と断るシエラだが、マーシャルからピークを過ぎたと聞いてると、ジャスティンに言われてしまう。その上、エドワルドの許可も取った、と。傍にいたマーシャルからも城だと寛げないから、気分転換に遠出すべきと言われる。色々と言われ、エドワルドからも許可を取るのに苦労しただろうと考えたシエラは、諦めて行くことを決める。
ただ、そんなに近くにあったか?と首を傾げるシエラにまともに行くと数日かかると笑う2人。嫌な予感に寒気を覚えるシエラ。
予感は当たり、魔法で移動すると説明され、嫌だとだだをこねるシエラ。安全だ、一番合理的だと言われ文句が言いづらくなる中、第一王子の行先を変更させる気か?俺の実家では嫌か?と言われ、ジャスティンの部下にも大丈夫だったと宥められて文句が言えなくなる。そんなタイミングでオランヌは転移の魔法を使った。
移動中目を閉じて、引っ張られる感覚を気持ち悪く怖いと思うシエラを]
「落ち着きなさい。いつもの鍛錬と違いはありませんよ。落ち着いて、冷静に·····。怖くありませんから·····」と手を掴んだのはマーシャルだった。(怖いにきまっているでしょう。鍛錬なんかと一緒にしないで)と心の中で悪態をつくが、シエラはしっかり手を握り返した。
[ジャスティンの実家に着き、都と違い空気がよいと和やかムードの中、シエラだけは1人転移酔い。
オランヌは、魔法の耐性が弱いから魔法嫌いだったんだねーと、納得した様子。
古い屋敷だと言われていたが、目の前にあるのは格式のある邸宅。改めて住む世界が違うと呆然となるシエラだった。
館にも古い鏡を置いて、オランヌの部屋の鏡と繋げていつでも行き来できるようになった。自分がいなくても勝手に使っていいと言われ、危ないと怒るシエラだったが、ジャスティンとその部下たちは気軽で良いと好反応。うちの主従とちがい、護衛並みに強い主に、出歩くことを許容している使用人に呆れるシエラだったが、彼らも最後の休み時間だと、敗者の彼らの方が今後多忙になることに同情しそうになる。唯一助けを求められそうなマーシャルに目を向けるが全く期待出来そうにない。今だけだから、というジャスティンの言葉になにも言えなくなるシエラだった。
昼食用にウサギを捕まえようとするマーシャルとコールドナード、とそれを眺めているジャスティン。アットホームすぎて目眩がするシエラ。]
ジャスティン、マーシャル、コールドナードと昼食をとるシエラ。主と使用人が一緒に食事をとるなどありえないが、他所は他所と受け入れようとするシエラ。チーズとの絡みが素晴らしいと料理の感想を伝えると、近くの地主であるマヌー夫妻が作ったチーズだと自慢するジャスティン。マーシャルがチーズの貰い先へのお返しについて話をすると「本当によく気が利く奴だ。おまえもそう思うだろう?」とわざわざシエラの方をみて同意を求めてくるジャスティン。シエラがそうですね、と返すとジャスティンとコールドナードからもっと構ってやれと文句を言われる。城に帰って仕事をするのでは無く、ここでマーシャルともっと過ごせと釘を刺される。マーシャルは、ジャスティンに気にかけてもらい感動して目頭を押さえている。「エドワルドの許可を得て、第1王子の俺がこう言ってるんだ。しっかり応えてもらおうか」と言うジャスティンに、そうだそうだと同意するコールドナード。なんだかんだいって、彼らはシエラとマーシャルを別れさせる気はないようだ。いびるのもやめないけど。
「私、ここに来たのは初めてだから、あちこち連れ回ってね。マーシャル」と笑顔で言うシエラ。するとみんなに紹介しますという話になってしまう。
まるで婚約者扱いだと驚くシエラ。
昼食のあと、今日は泊まる予定はないのに、次回以降気軽に使えるようにと
[客室に案内される。礼を尽くされることにむず痒くなるシエラ。もてなされるのは居心地が悪い。
そして夜になりジャスティンの実家側の鏡に触れて王城に戻る。何度かためして無事を確認した。]
城のマーシャルの部屋のベットで過ごすマーシャルとシエラ。ジャスティンとコールドナードは小姑のような2人だが、マーシャルにとっては家族同様に大切な存在だと分かっているシエラは、認めてもらえるように頑張るわ。とマーシャルに伝える。そんなシエラにマーシャルは、他の人に認めてもらいたいけど、何よりシエラに認めてもらえたことが何より嬉しいと、そっとシエラの頬に触れた。

《マーシャル3》
突然城で「馬に乗れますよね?」と聞いてきたマーシャル。「私に蹴飛ばされたいの?」とシエラが言うと、マヌー夫妻に行くのに一緒来ないかと誘われる。マヌー夫妻に会いに行くなら、鏡を通り抜けないといけない。確実に転移酔いのが目に見えているからこそ、その状態で馬に乗れるかと尋ねたのだった。嫌だけど、鏡しか行く方法がないのですぐに行こうと腹を括るシエラ。マーシャルは「急いで行きましょう」と城の廊下であるにも関わらず、シエラの手を握って駆け出した。そんなマーシャルの背中を見ていると、昔見習いだった時に一緒に隠密行動したことや、この前の酒屋から走った夜を思い出す。こうやって思い出すことが増えるのが、一緒にいるということなのだと、今更のように思い知るシエラ。
オランヌの部屋に到着する。オランヌの部屋にはオランヌ本人もいた。「マーシャルとお揃いで。占いでもしにきたの?」と聞かれる。オランヌに占ってもらってるの?とシエラが尋ねると、慌てて移動しようとするマーシャル。オランヌに対してポロリと「それでは先生、また」と声をかけていた。
手綱を持つには気分が悪すぎたシエラは、マーシャルと同じ馬で移動することになった。極力馬の駆け足のリズムを乱さないようにしてくれる。牧場に到着し、貴族のようなやり取りで差し伸べられた手を取って馬から降りるシエラ。すると、人懐っこそうな恰幅のいい老婦人がやって来てマーシャルを抱きしめ歓迎した。その老婦人がマヌー夫人だった。チーズについて話をしたあと、その子は?と尋ねられる。マーシャルが説明しようとする前に「シエラ?」と名前を言われ、驚くシエラ。会ったことないはずなのにと思っていると「噂はかねがね聞いていたよ」と言われる。マーシャルの肩を叩きながら「この子がよくあんたの話をするんだよ。やるじゃないかマーシャル」と言われ、秘密と約束したのにとおろおろするマーシャルの顔は面白いくらい赤くなっていた。
マヌー夫妻の家に入り、見るからに美味しそうなクッキーと冷えたレモネードをいただく。マヌー夫人は朗らかで、マーシャルのお祖母さんのようだった。しばらくの間はここに来ますと世間話をしていると、「で、私のひ孫は、一体いつ見られるんだい?」と言われる。二人してクッキーを喉に詰まらせて、レモネードで流し込む。何を!?と慌てる2人に、不思議そうにする夫人。田舎にとっては自然な話だったよう。むせながらも、子供はまだだけど、いずれは見せたい、というマーシャルにシエラは慌てる。「だから、長生きしてくださいね」とマーシャルが話すのを聞き、口に出さないがそれは仕事柄私たちの方に当てはまると思うシエラ。そんなシエラに対してマーシャルは机の下で手を握ってきた。「きっと見せますから。それまで待っていてください」繋がれた手が定位置のように思えて、否定する気がなくなってしまうシエラだった。

《マーシャル4》
[ジャスティンの別荘に訪れているシエラ。ジャスティンの使用人たちと警備の確認をしていた。しっかりしていることは分かりきってるし、ジャスティン側の使用人でないシエラに警備を確認する必要性もないのに。]
すると、マーシャルが近づいてきた。警備のことを褒めると嬉しそうにする。これからの用事を尋ねると、ワインを仕入れに行くというので一緒に出かけることにする。部下達に侍従長をお願いしますと言われ、ジャスティン側はアットホームだと思うシエラ。好かれているわね、と声をかけると「あなたのところもね」と返される。ここに来る前にシエラの詰所によってハルキアと打ち合わせしてたらリリーに色々と言われたらしい。あなたに関することでは負けませんとマーシャルはリリーへの対抗意識をむき出しにしている。
··········
馬を飛ばして来た、ジャスティンの実家近くのワイナリーで美味しすぎるワインの試飲をする。「あんたも飲まないの?」とシエラが尋ねると、マーシャルは顔を近づけて、唇を舐めた。文句を言おうとすると、樽に身体を押さえつけさらに激しく口付けられた。「何か、怒っているの?」と聞くと、ご褒美をいただいてる、と言われる。リリーにシエラをかけて戦えと言われたが、抑えて帰ってきたらしい。子供っぽいと言うと、強く睨みつけられ「私がどんなにあなたが好きか、まるで分かってない」と言われる。今度はシエラがマーシャルを、引き寄せ強く口付けをする。暗く狭い地下に音が響く。
「情熱家だったのね」とシエラは言う。長い付き合いなのに知らないことが多いわ、と言うと「知っていることは多いはずです。私のほうが、年季が入ってますから」と反論される。それを聞いて、マーシャルはいつから自分を好きで、自分はいつから好きになったのだろうか、と思いを馳せるシエラ。みんなに紹介して回りたいと言われ、自分には恋人を紹介できるような相手がいないことに気がつく。そのことを言うと「無理に紹介しようとしなくていいですよ。私が、親しく付き合っていきたいのは、他でもないあなたなんですから」と言われた。
··········
城の人気のないサロンにジャスティンから呼び出しをくらう。ワイン談義で盛り上がりかけたところで、仕事を辞めないのか?と尋ねられる。マーシャルに幸せになって欲しいから、部下を駒のように扱うエドワルドの元は不安だと話すが、シエラは「別れろと?」と返す。今更どうしようもないと分かっているとジャスティンに言われる。そして、マーシャルの思いに全く気づいてなかったことを馬鹿にされながら、ジャスティンはエドワルドに渡せとワインとマヌー夫妻のチーズを渡された。エドワルドは喜ぶだろうけど、全てマーシャルのためにされたことに複雑に感じるかもしれないと思うシエラ。本来なら弟に向けられていたかもしれない家族のような思いやりだから。

《マーシャル5》
「兄上のところの犬。僕のものに手を出して、どうしようかと思ったけど、たまには役に立つね」と言うエドワルドの言葉に思わず息を飲むシエラ。エドワルドはジャスティンからもらったワインとチーズを食べてニコニコとしている。エドワルドは本気か冗談かわからないことをたまに言い出す。そして、自分のものに手を出されるのは嫌う。
こんなに美味しいなら地方に行くのもいいかもしれない、というエドワルドに、でも実家にはいかないのでしょう?と話すシエラ。「兄上は家族として扱える人が多いみたいだけど、僕には無理」というエドワルド。憎まれてるおかげで兄上の特別な存在になれてるというエドワルドに重苦しい表情になってしまうシエラ。そんなシエラを見て、「そんな顔しないで。僕は、そう悪い気分でもないんだ」とエドワルドは言った。
··········
夕暮れ、オランヌにエドワルドの伝言を伝えに来たシエラ。つい、オランヌに家族について尋ねるが、濁されてしまう。マーシャルがさっきまで来てたけどすれ違いだったねと言われ、驚くシエラ。何しに来たか尋ねるが、オランヌは教えてくれなかった。
··········
2人で鍛錬した後、そのままマーシャルの部屋に来て手当をしていた。恋人になってからマーシャルはシエラの手当をしてくれるようになった。手当されながら、マーシャルがオランヌに何を習っているのか尋ねるシエラ。最初は秘密といわれたが、何度か頼み込むと占いを習っていると告白される。イメージと結びつかない占いという言葉に驚くシエラ。そうまでして何を知りたかったのか尋ねると、「あなたと私のことを·····」とそっぽを向いていても分かるほど真っ赤になって告げるマーシャル。
こんな澄ました顔の男が恋占い?とまじまじ見てしまうシエラ。付き合いが長くとも意外な一面というのは掘り起こせば掘り起こすほど出てくるようだと思うのだった。

《クエストイベント1:鍛錬》
廊下で突然マーシャルに声をかけられてびっくりするシエラ。気配を消していたからとはいえ気づけなかったことを、咎められる。お互いにデスクワークが多く、命を狙われてもおかしくない立場なのに実践を離れてしまっている。マーシャルから鍛錬しようと誘われ、受けることにしたシエラ。今晩鍛錬場で鍛錬をすることになる。
もしかしたら鍛錬にさそうために物陰で隠れていたのかもと考えるシエラ。心配させないようにきっちり勝たないとと気合を入れる。

☆勝利
マーシャルを押し倒し、喉に切っ先を突きつける。勘を取り戻せたと、お互いにお礼をいう。
でもはやく武器をしまってほしいと言われ、とどめの一撃を、と声をかけるシエラ。ご自由にと観念して目を閉じたマーシャルにシエラは口付けた。即座に身を起こしてシエラから距離をとるマーシャル。唇を指でなぞりながら、顔を真っ赤にしている。鍛錬中に何を!と怒鳴るマーシャルに、あんたがし始めたことでしょうと流すシエラ。すると、男の自分はいいが女性がするのは感心しません、言い出し、色ボケしすぎじゃないとシエラに揶揄られてしまう。あなたは冷静ですよね、と恨みがましげに見られて、「あんたが目を回しちゃうぐらい不謹慎なこと考えてるかもよ?」とにやりと笑うシエラ。するとマーシャルはシエラの腕を引いて抱き寄せて「多分あなたより不謹慎なこと私も考えてます」と張り合うマーシャル。どっちが先に目を回すのかと、顔を寄せ会いながら次の試合を始めてしまう2人であった。

☆敗北
「勝負ありましたね。·····やはり、勘が鈍っているんじゃないですか?あなたらしくもない動きが多かった。次期国王の護衛がこの様子では、この先不安が残ります。·····立てますか?手当をしたら、私の部屋で休んでいってください。また、いつでもお相手しますから。はやく、調子を取り戻してください」

《マーシャル6》
過去の回想。友人関係としては良好で、一緒に武器屋に来るほど仲睦まじかった。階級が低く、自由にする時間は多少持てるけど、お給料は武器に全て消えてしまうほどの少なかった。武器屋からの帰り道、何か食べて帰るかと声をかけるが酒代を残すなら難しい、先輩と一緒なら奢ってもらえるのに、と話をしていると漂う甘いチョコレートの匂いに気を取られてしまう。街で一番高い喫茶店のどれも美味しいと言われるチョコレートのデザートをいつかお腹いっぱい食べたいと言うシエラに、鼻血を出しまくるしそもそも甘いものをたくさん食べれないでしょうと笑いながらからかうマーシャル。食べれないから食べたいというシエラに、甘いものが食べたいなんて言うと多少さ女性らしいですね、と言われる。女らしくないと言いながらも、武器屋を出てからマーシャルはシエラの荷物を持ってくれている。
「近い将来、奢ってあげます。あなたよりも高給取りになって」とマーシャルに言われるが、そんなことになったら嬉しいより悔しいシエラは、「私のほうが、高給取りになるわ。あんたなんかに奢らせてあげない」と言い返す。割り勘でいつか食べようと話をした。
··········
現在に戻り、城下町の一番高級な喫茶店の特等席に通され、目の前に美味しそうな甘味がいくつも並べられている。過去の恨みを晴らすかのごとく大量に頼んでしまった。気合を入れて大きなスプーンで口いっぱいに頬張ると、チョコレートの濃厚な味が口いっぱいにひろがった。
マーシャルには隠れて通っていると思われていたが、結局1度も来れていなかった。あんたここ覚えてたの?という質問に「いつか、あなたに奢れる身分になろうと決めてましたから」と言われ「割り勘って約束じゃなかった?」と返すシエラ。でも「奢らせててください」と強く言われ、シエラは照れた顔がばれないように下を向き、口の中の甘味に意識を集中させた。だんだん胃が重くなり手の運びが遅くなるシエラに、無理しなくていい、とマーシャルは声をかけるが値段の問題じゃないと食べ続ける。
シエラの一番高級な喫茶店でお腹いっぱい食べるという夢の一つは叶った。マーシャルにとってもこの店でシエラに奢れるようになるということは夢の一つだったが、恋人になむたあなたに奢れるなんて、夢見てた以上ですよ、と嬉しそうにしみじみと口に出した。

《マーシャル7》
[別荘にみんなで移動し、転移酔いでふらふらするシエラ。マーシャルに「好きなもののことでも考えて、気を逸らすんです」と言われるが、くらくらして想像力も働かない。]しかし、マーシャルに心配そうに「辛いですか?」と聞かれ、ちょっと気が紛れるシエラ。
…………
[ジャスティン、マーシャル、コールドナード、シエラの4人で庭に来ている。黒い艶やかな毛が美しい、頭の良さそうな犬が檻の中で尻尾を振って吠えていた。「あの犬、離さないの?」とシエラが尋ねると、3人は顔を見合わせる。何か問題があるのか尋ねるが、躾られた賢い犬らしい。私、犬好きだから遠慮しないでください、というシエラの声に気が進まなさそうに放すことにしたジャスティン。昼食の準備があると離れようとするマーシャルをシエラが引き止め、犬を檻から出してやる。犬は元気に走り回り、投げた棒を取ってきたり、顔を舐めたりする。すると、犬と同時にマーシャルも猛烈な速さで動き犬の反対に移動した。シエラが魔法酔いしたときのように、顔色が悪く、汗をかいている。シエラは傍にやってきた犬を可愛がっていたが、マーシャルの尋常じゃない様子を見てどうしたのと声をかける。するとマーシャルは「私の前にいるのはそう、猫です」とブツブツ言い出した。マーシャルは犬が大の苦手で生理的に受け付けないらしい。仕事と割り切るといいが、プライベートに近いと無理とのこと。だが、ジャスティンの犬は普段世話をしてるコールドナードよりマーシャルになつきよく追いかけられるらしい。昼食の準備をしてくると、早足で離れるマーシャルを、シエラの手から抜け出した犬が追いかけて行ってしまう。マーシャルの声にならない悲鳴のようなものが聞こえた。]
……
朝でもないのにマーシャルはばしゃばしゃ顔を洗っている。犬に舐められ顔がべちょべちょになったからだ。
濡れた顔に貼り付いた長い前髪をマーシャルは鬱陶しそうにかきあげた。髪までしっとり濡れているから綺麗にまとまっている。これまでにも湯上りのマーシャルを見たことあるがいつも完璧に髪まで乾かして出てくるので、初めて見る姿になる。汗に濡れているときとはまた違ってとても魅力的に見えてしまい思わずマーシャルを抱きしめるシエラ。のろけの状態とは分かっているけれど、この魅力に気づいた誰かに取られてしまうのではと不安に思ってしまった。
抱きつかれたマーシャルの方は、犬に怯える情けない姿に呆れてしまったかと不安になっていた。シエラにしては弱点すら魅力に見えているというのに。マーシャルより自分の方が相手について知らないことが多いと分かったから、苦手なものを知れてよかったというシエラ。嫌な面は同業者としていっぱい知っているんだから、と話をしながら、同じ世界に生きているからこそ他の誰かに負けて彼を奪われることはないと自信を取り戻すシエラ。「私は自信なんかもてそうにありませんよ」と拗ねたように言うマーシャルに「両思いの、恋人同士なのに?」とシエラが問いかける。呆然としたように「両思いの恋人同士」と口に出したかと思うと、マーシャルは笑いだしてぎゅっと抱きしめられ軽々とシエラを持ち上げた。そして「私は、幸せです、すごく」と、感極まったかのように囁き幸せそうに笑った。ロイヤーをぶん殴ったときのように笑いながら「両思い」と繰り返すマーシャルに驚くシエラだったが、すとんと下ろされぎゅっと抱きしめられドキドキする。「こういうことってじわじわきますね」と嬉しそうに言うマーシャル、キスなら何度もした。激しいキスも交わしているのに、深くもない触れるだけのキスをするだけで、じわじわと熱が駆け上るように身体が熱くなっていった。今日のことも忘れなくなるだろうと思うシエラであった。
《クエストイベント2:茶葉の原料集め》
休憩中にハルキアと紅茶を飲んでいた。「いまいちだな」のいうハルキアに、そういや味が違うというシエラ。今茶葉が不作で、高級なものは貴族が独占しているから使用人クラスには二級品しか手に入らないらしい。私は紅茶にこだわりないからいいけど·····と思っているととあることを思い出し、ハルキアに紅茶の原料を落とすモンスターについて尋ねる。「紅茶にこだわりなんてなかったのに、なんで」と言うが、シエラの反応にぴんとくるハルキア。「お前って最近健気だよな。お前がこんな可愛い女だとは、知らなかった」と苦笑しながらもモンスターの分布図を調べてくれる。日帰りできる場所に生息していることが分かり、倒しに行く。

☆勝利
持って帰った茶葉にマーシャルは喜んでくれたが、期待していた反応と少し異なったものだった。シエラが茶葉を持っていくと、「あなたを迎えるのに茶葉をきらしてしまっていて、どうしようかと思ってたところなんです」と言い、紅茶を淹れてくれる。そしてシエラにだして、自分が飲むよりシエラが飲むのを見る方にわくわくしている。どっちが送り手が分からない。ただ喜んでいるのは確かだから、予想とはちがったけど贈り物としては成功しているようだった。シエラへの給仕に夢中になっている様子に、「私のことが好きなんだなぁ」と言うと、さらりと「ええ、もちろん。好きですよ」の答えられ、紅茶を飲み込むのが苦しくなるシエラ。尽くすことが染み付いていて、マーシャルのために紅茶をとってくるのも相当だと思ってたが、吹っ飛ばされてしまったシエラだった。

☆敗北
「·····茶葉を取ってくるのに失敗した?何かと思えば·····。そんなことで落ち込んでいたんですか。·····まあ、たしかに、おいしい紅茶をあなたと一緒に楽しめたら·····、とは思いますかま·····。あ、いえ、すいません。手に入らなかったことを残念な思っているという意味ではありません。本当に、その気持ちだけで充分ですよ。あなたが無事だっただけで、私は·····」

《マーシャル8》
仕事が終わり、マーシャルの部屋に行く約束があるがべろんべろんに酔ったリリーと二人きりのため放っておけず困るシエラ。頼みの綱のハルキアは休みでいない。すっかり出来上がったリリーは上機嫌だ。シエラの腕に抱きついて甘えてくる。するとロイヤーが酒瓶片手に入ってきた。シエラが見かけたら買っておいて欲しいとお願いしていた希少な酒が手に入ったから、一緒に飲もうと持ってきたのだった。
·····
リリーは気持ちよく夢の中に入ってしまっている。ロイヤーからマーシャルとどうかと聞かれる。黙っているとロイヤーが色々と話してきた。マーシャルがわかりやすく周りを牽制していたこと。主について敵対してからは抑えてたが、見習い時代はあからさまだったこと。一方方向で哀れだと思ってた。シエラが分かっていて無視してるのかと思ってたらよく一緒にいるから、当の本人は気づかないんだなと思っていた。など言われてると、マーシャル本人がやってきた。酔っ払ったロイヤーが殴らせろとマーシャルに殴りかかるが華麗に避けられる。動いて酔いが回ったロイヤーは目を閉じて、リリーと並んで寝る体勢に入ってしまう。「酔っちゃった」とシエラがマーシャルの髪に手を伸ばすと、マーシャルにぐいっと強い力で引き寄せられ荒々しくキスをされた。「約束していたんですから、すぐ来てくださいよ。他の人間と飲んでいないで」と言われ素直に謝るシエラ。あんたのところで飲み直す?と尋ねると、あなたは飲んでばかりですねと呆れたように言われてしまう。だらしないけど、きちんとする、と今度はシエラからマーシャルにキスをする。今は一方方向じゃない、哀れにさせないと「好きよ」と言葉に出すシエラ。「酔っ払いの言うことは、よく分かりませんが。嬉しいですよ。私も、あなたのことが好きです」とマーシャルは囁いた。

《マーシャル9》
2人で飲みに来ていたのだが、マスターの誕生日祝いということで、酒場は大いに盛り上がっていた。ロイヤーにまた絡まれる2人。シエラを守るように引き寄せたり肩を抱くマーシャルに、俺もいちゃいちゃベタベタ出来る相手が欲しいとボヤくロイヤー。シエラに手を伸ばしては、マーシャルに床に転がされる。ちょっと前まで俺と同じだったのに、というロイヤーに「あいにく今は違うんですよ、奇跡的にね」というマーシャル。その言葉を聞いて、あれだけ長く傍にいたのに全く見ていなかった自分がマーシャルのものになり、マーシャルが自分のものになっているのは奇跡的だと思うシエラ。
··········
ジャスティンの別荘の近く。高台の木の家に連れていかれたシエラ。ここはジャスティンが所有する猟師小屋の一つ。マーシャルもよく使っているのか、物の配置までよく知っていた。こんなプライベートを知ることも、マーシャルが向いた果物を素直に受け取ることも奇跡的。今でも口喧嘩したり、競ったりはするけど、前とはまったく異なる関係になったと思うシエラ。
「引退したら、こんなところに住んでみるのも悪くない」とシエラが言うと、その言葉にマーシャルも同意する。そして「そのときはあなたもどうですか?」ととても自然にプロポーズのようなことを言われる。「考えておく」と言える自分も少し前には想像つかなかったと思うシエラ。窓から見える景色はとても穏やか。老後にここに居をかまえたら、この穏やかさが永遠に続くと思えるのかもしれないが、もうすぐシエラは国王の護衛長に任命される。そしてマーシャルは王兄の侍従長に就任することになる。しばらくは王城に留まるが、そのうちエドワルドは王城から離れたところで執務を行うようになる。これまで通りに同じ城内にいられない。
「手に入れるまで、何年もかかったんです。あと少しぐらい待てます」と後ろから抱きつくマーシャルに、「魔法でも何でも使って、会いに行くわ」とシエラは言う。こんなことをシエラが言うなんてまさに奇跡的。「新居に犬がいても会いに行きます」というマーシャルに「そんな意地悪しないわ」と返すシエラ。すると、そうしてくれるとありがたいですが、あなたは意地悪だから、とシエラに奇跡を起こした男は笑った。

《時間経過6その後》
髪を下ろしているのを見て「何かあったんですか?髪を·····」とマーシャルに尋ねられる。理由は言わず「似合わない?」の尋ねかえすと「いいえ。私はそっちの方が好きですよ。楽な感じがいて、とてもいい」と言われる。幸せだなあと、機嫌よく笑うシエラを見て「そうですね。幸せです」と言われ、欲深く罪深く、許されないけど、今とても幸せと思うシエラだった。

《マーシャルエンド》
貴金属店の専用の部屋に通され2人で指輪を見る。選びきれないマーシャルの代わりにシエラがシンプルな指輪を選ぶ。マーシャルの手を取り、手袋を外して指輪をはめる。そこにあるのが自然というようにぴったりと似合った。無言のマーシャルに感想を求めると「胸がいっぱいで、上手く言葉に出来ません。嬉しいものですね」と言われる。
送る側になって指輪をくれた気持ちが分かる、というシエラに対し、贈った時以上にあなたのことをどれだけ愛しているか分かる、というマーシャル。これまでタンスの肥やしにしていたが、マーシャルに会う時だけでも指輪をはめていたいと思うシエラ。指輪を持ってきていたシエラは、「もう一度はめてくれる?」とマーシャルに声をかけた。左手を差し出すシエラに唇を押し当ててから、ゆっくり左手に指輪をはめていく。左手の薬指にはめられた指輪を「·····綺麗」と眺める2人。「この指輪、ずっとはめていられたらいいのに」というシエラに「ずっとはめていられるようになるまで、誰にも処分させないでくださいね」といい、寄り添うマーシャル。シエラもマーシャルの肩にもたれかかった。普段つけられないのはマーシャルも同じ。死んで、誰かに処分させる事態にならないことを互いに誓い合う。
··········
人気のないサロンへまたジャスティンに呼び出された。責任をとるためにエドワルドの傍を離れろというジャスティン。ジャスティン側の家族のような結束なら手放すことが主従の思いやりかもしれない。だが、エドワルドとシエラの主従愛は捻じ曲がってるから開放されることに喜ばないし、そうされることはない。
··········
酒場で飲んでいる2人に近寄っていくロイヤー。からかおうと声をかけるが、マーシャルとシエラは恥じらい無くキスをし合う。「おまえら、そりゃ開き直りすぎだろ!?」とロイヤーが叫ぶが、無視してまたキスを交わす。「からかい甲斐がない····」というロイヤーに「そうでしょう。からかわれたって平気だもん」と返すシエラ。2人の手には城下町で買った指輪が輝いている。マスターが「祝い酒だ」と一番高い酒を注いでくれた。マスターと2人が乾杯しているなか、取り残されたロイヤーが泣き言を叫んでいた。
··········
ノックをしてから返事を待たずオランヌの部屋に入る。中ではマーシャルがオランヌに占いをしてもらっていた。聞くとまた恋占いをしていたらしい。習慣になってしまうほど占いをしてもらってきていたと聞かされる。恋占いだけでなく、シエラの安否なども調べていたらしく、愛されてるねぇとオランヌに揶揄られ、足をふみつけるシエラ。しかし、そうこうしている間にマヌー夫妻との約束の時間に遅れては行けないと、2人で手を繋いで鏡をくぐり抜けた。
マヌー夫妻にも指輪を見せにいくのだった。
··········
戴冠式前夜にエドワルドに呼び出されたシエラ。エドワルドは「上手くいったのかな……」と苦笑いを浮かべながら行儀悪くワインを飲んでいる。君は降りる?と聞かれるが、降りませんと即答する。これからもいい働きをするというシエラの頭を撫で、「君は可愛いよ。忠実な、僕の手駒」とエドワルドは微笑んだ。
··········
マーシャルの部屋のベットの上で「明日、発つわ」と告げるシエラ。残る短い時間を眠って過ごす気にはなれず会話をする2人。エドワルドがジャスティンに剣を向けることはないという話に同意するマーシャルを見て、ほとんど真実に行きあたってるのだろうと思うシエラ。でも、報告はしないというマーシャル。シエラももしかしたら説明したら関係が好転するかもしれないと思いながらも、上手くいくことを本当は望んでなかった主を思い口を噤む。
新しい居留地は遠く、すぐに会えない距離なのにマーシャルは「すぐに会いに行きますよ」と簡単に実現するはずのない気休めを言ってくれる。必ず行くから、それまで指輪はタンスの肥やしにしておいてください、と言われる。今、お互いの指には指輪がはまっている。付け外しが忙しかったが、そんな忙しい機会もなくなるのだと思うと寂しく感じるシエラ。
翌日盛大なパレードの中、エドワルドを乗せた馬車を中心に一行はゆっくり進んでいく。不審な気配がないか気を張りながら進むシエラ。もう少しで門を抜けるというところでマーシャルの姿を見かけた。彼に見送られていると思うと背筋が伸びる。格好の悪いすがたは見せられない。
·········
部屋に入りドアに鍵をかけてから溜息をつくシエラ。仕事が忙しく充実感はあるものの寂しい。「かなり疲れてるみたいですね」と声が聞こえ「ええ、疲れてる」と返すシエラ。することがたくさんなだけでなく、会えなくて滅入る自分に気付かされたことに参っている。いまや対等とは言えず、依存してしまっている。「参っているのは?」と再び問いかける声が聞こえ、そこでようやく部屋にマーシャルがいることに気がついた。幻かと自分の頬をつねると、痛い。ならば亡霊かと問いかけると、すっと手を取られマーシャルは自信の頬に触れさせられた。温かい、生きた人間の体温。
どうやって。と部屋を見渡すと姿見が見覚えのある光り方をしていた。「でも、オランヌだけでこんな勝手は出来ないでしょう」と尋ねると、国王陛下のはからいもあります。主に愛されてますね、とマーシャルは微笑んだ。王城へ直結する道がシエラの部屋にあることは利点も多いが、それだけではないはず。
「会いに来てくれたんだ」とじっとマーシャルの見つめる。マーシャルはシエラの手を握ると、左手の指輪が嬉しそうに輝いた。マーシャルと離れ弱くなってしまったのか、仕事中でも指輪を外せなくなってしまったのだった。
シエラの肩を抱くマーシャルの左手、手袋越しだが指輪をはめていることに気付く、「すぐに会いに行くといったでしょう?」というマーシャルに、「·····ええ。分かってたわ」と微笑むシエラ。マーシャルはシエラの手を離さない。

《好感度未達成エンド》
ミーティングの後に、ロイヤーに「マーシャルと何かあったのか?」と呼び止められる。何故そう思ったのかと聞いたら、二人が挨拶もせず別れたからだと言う。マーシャルに敬遠されているため、シエラも敬遠しがちになってしまってる。シエラは恐らく自分が休養期間にもかかわらずこれまで通りに働いてたせいだと思っているが、それはロイヤーにもちろん言わない。するとロイヤーは、こんな時は飲ますのが一番、気は進まないがおまえらの間で飲んでやる、と言い出した。シエラはそれを聞いて、飲みに誘うのはいいかもしれないと考える。でも二人きりじゃないと意味が無いから、ロイヤーにはこんど誘ってあげるからと一方的に声をかけ別れた。
··········
その夜なんとかいつもの定位置に収まることができた。マーシャルはいつもよりペースが早く、口を開くのに時間はかからなかった。もっと休めたはずだとマーシャルに言われ、あんたも仕事ばかりだったと反論するシエラ。すると、シエラと過ごすために色々考えていたのにシエラがいなかったから仕事するしかなかったと言われてしまう。私が勝手に考えていただけで·····と尻すぼみになるマーシャルに「構ってあげられなくて、ごめんね」と謝るシエラ。マーシャルは大きくよろけて体勢を崩し、「構ってって·····違います」と慌てるが、体勢を整え咳払いをしてから、残りの休日のスケジュールをこれから立てましょうと言い出した。危機感を持って、一時だって無駄にしないようきりきり休みますよ、と言うマーシャルにお互い仕事人間でお似合いすぎるカップルだと思うシエラだった。

《支持率未達成エンド》
ジャスティンとマーシャルが廊下でシエラの手伝いについて話していると、書類を持って走っているシエラと出くわしてしまう。廊下を走るという見苦しい姿を見せたことを謝り立ち去ろうとするが、ジャスティンは呼び止め、シエラ本人にエドワルドの戴冠式までのスケジュールを尋ねる。即位後に懸念が残りそうだから新体制後の負担を減らすために、処理をしていると伝える。ジャスティンは鼻で笑い、マーシャルに目処が立っているか尋ねる。マーシャルはキビキビと、会議ですり合わせはしており戴冠式までに対応は完了しそうだと返事をする。シエラは、ジャスティンが使用人を貸してくれたおかげだと言うが、ジャスティンには、了承もしてないのに勝手に動いてるからだと冷たく返される。「勘違いするな。おまえのためでも、エドワルドのためでもない」と言い、ジャスティンは去っていった。
··········
別の日にあの日の夜の出来事について話す2人。結果的にいい方向に進んだとはいえ、最悪のタイミングで鉢合わせたことに肝を冷やしたと話す。
会話の中でマーシャルは今後に不安があると言い出す。仕事は順調だと言ってたのに、とシエラが言うと、シエラと過ごした日々が頭から離れなくて、シエラに会えないとストレスが溜まりそうだとマーシャルは語る。仕事人間だったマーシャルがと驚くシエラだったが、「私もちょっと寂しいかも」と言う。恋人なんだからと言うシエラに、そういうことを口に出してくれるようになったシエラの変化を喜ぶマーシャル。忙しくなったら忘れられてしまいそうだと、マーシャルはこれから先に会う約束をとろうとする。熱中すると周りが見えなくなるけど、そんなあなたを好きになったというマーシャル。私も騙せない相手を好きになったと思うシエラであった。



はい、以上になります。
やばくないですか?やばいですよね??シエラが恋する乙女すぎてほんと、マーシエ尊い·····。ジャスティン√ですら後暗いところやジャスティンがブチ切れたりと、甘々だけじゃないイベントがあるというのに、マーシャル√は終始甘々なんですよ。暗い部分なさすぎて、ほんとにクリムゾンシリーズか思ってしまうほど(笑)どのイベントも糖度高すぎて最初から最後までプレイヤーに萌えを提供してくれます。

プレイしてみて、やっぱり恋人になるまでの付き合いが長いってとっても美味しいなってなりました。名前もわからないまま鍛錬してたシエラと、1度も呼んだことないけど名前を把握しててサラリと名前を呼んで私は知ってましたよアピールするマーシャル、っていうイベントだけで何だか2人らしい。ちょくちょく過去の回想が出てくるんですけど、見習い時代の2人仲良すぎで、悶えます(笑)
エンパイアでは、マーシャルはシエラ大好きだけど、シエラはマーシャルが嫌いじゃないから流されちゃったって感じですが、ロワイヤルではシエラがマーシャルを好きになってることが伝わってきて、しんどい。しかもすんごい甘えてるんですよねー。
他√では王子2人は王子様だし、カペラさんも貴族っていう遥か高みににいる人だから、目上の人ってのが抜けないけど、マーシエはこう同期っていう砕けた感じがあっていいですよね。甘えて、甘えられる関係性ができてて。前にプレイしたジャスティン、ブライアンのときはもっと頼って!!って言われるのを、そんなことできませんって突っぱねちゃってるから。相手が貴族なら、相手の部屋のベットで1人ゴロゴロくつろぐなんて無理だったと思うんですよね。回想1つ目から他キャラとの違いを見せつけてくれますマーシャル√(笑)

でもってマーシャルも可愛いところをいっぱい見せつけてくるんですよね。ジャスティン√のときには突っ込まなかったですけど、犬か怖すぎて猫だって暗示かけるって、何!?何を狙ってるの!?!?でもってずっとオランヌのもとに恋占いで通ってたとか!!まじ健気な乙女度がカンストしてます。まぁ逆な目線でいけば、そんだけマーシャルの気持ちを知っておきながら他√で何事もなく他キャラとくっつく様子を観察してるオランヌの闇を感じることができなくもないけど()まぁオランヌは傍観者だからね、自分からは何もしないのがスタンスですが。
話が脱線した。なんというかマーシャルって真面目系に見えて、天然さんですよね。シエラの両思いの恋人と言われて大喜びしてるところは、ほんと可愛いので見てください。すっごい笑い声あげてるんですよ。幸せそうでほんと、尊い……。

そして、マーシャル√でのキーパーソンといえば、ロイヤー!自分の主であるブライアン√よりも出番多いです!!ブライアンのときは「俺のブライアン様を!!」と嫉妬でキリキリしてるとこしか見れないけど、マーシャル√だとなんというかウザイけどいい奴だなぁってなります。いやたぶんウザイが9割5分締めてますけど。毎回イチャつく2人を邪魔しに行く感じがね(笑)なんだろうからかいたいんでしょうね。仲が悪くなって欲しいとは思わないけど、揶揄いたくなるというか。ただ、好感度未達成エンドで分かるように、ホントに二人の仲が悪くなってると感じたら声かけたり、手伝ってあげようとしたり結構いい奴なんですよねー。ロイヤーを幸せにしてあげるお話誰か書いてください。
恋愛エンドの方では、冷やかしなんてものともしないバカップルにやり返されてる辺りを含めてロイヤーはいいキャラしてます。

マーシャル√は何せシエラが可愛いです!他の√と違い、恋愛してます!相手との格差がありません!!
髪型の違うマーシャルにときめいて抱きついたり、老後の一緒の生活を夢見たり、挙句の果てには指輪を肌身離さず付けてるとか、ああもう!!
マーシャルも感慨深かったでしょう·····
馬鹿みたいにものを送ったらいいって訳じゃないんですよ!これっていう心の繋がりを感じられるものが1つあればそれで十分なんです。さすがマーシャル同じ境遇だから分かってる!!見習えカペラさん()
シエラについては多くは言いません。みなさん悶えてください(笑)
こんなに恋愛に前向きで、相手大好きなシエラはマーシャル√でしかみれませんからね!!(私の記憶では)
ラブラブ最高潮、でもお互いの仕事はまだまだ超ハードというところで終わりましたが、2人には結婚して家庭を築いてもらいたいっっ。きっと30歳ぐらいまで生き残れたら暇をもらえると信じてます。

マーシエって片思いしてるマーシャル視線でも、くっつき出したころのマーシャル視点でも、ラブラブモードのマーシャルやシエラ視点でもどこを切り取っても美味しいカップルですよね。これは二次創作が捗るわ〜って感じの。私のネタバレだけでも滾る人は滾ると思うので、ぜひ創作活動に勤しんでください(そして私に読ませてください)

たぶん次の更新は間あくと思いますが、残りのマーシャル√のイベントをアップしたいと思います。
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