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《ジャスティン√エドワルド1》
「兄上の様子はどうかな?」エドワルドは度々シエラにジャスティンの様子を尋ねてくるようになった。「特にお変わりありません」と答えると、これみよがしに落胆した表情で「そんか答えを聞きたいんじゃないよ」と言われる。何を聞きたいのか頭をかしげるシエラは、「前より穏やかな表情が増えられたと思います」と返す。
そこから、兄上は強いけど、強いからこそ心配になるという話をする。「王子としてはダメだけどかっこいいよね」というエドワルドを窘めると「ふふ、分かってるよ」と言われる。
唐突に休憩時間について尋ねられる。「もう少ししたら」とシエラが答えると、「後のことはハルキアにでも頼むから。君はさっさと兄上のところに行くといい」と窓の外を眺めながら言われる。「君といると兄上は穏やかで安心しているみたい。だからなるべく傍にいてあげてよ」と言われ素直に従うことにする。エドワルドもまた、穏やかな表情をしていた。
《ジャスティン√エドワルド2》
エドワルドのお忍びに付き合って公園で話をしているときも、話題はジャスティンのこと。「兄上の様子は、どうかな?」と尋ねられて、変わりないと答えるシエラ。そうじゃなくて身の回りに起きたことを話して、と言われ、シエラはお忍びのときにゴロツキに絡まれたけどジャスティンのひと睨みで走り去ったという話をする。それに大笑いするエドワルド。内緒にしてくださいとシエラがお願いすると、エドワルドは笑顔で「そんな話をする機会なんて、僕にはないよ」とサラリと答える。
もっと兄上のことを教えてと言われ、より知りたいなら正式に調査しますよ、とシエラが答えると「それじゃ意味がない。愛している人に対するときの兄上を知りたい」とエドワルドは笑って答えた。
《ジャスティン√エドワルド3》
エドワルドは兄のジャスティンの様子を知りたがる。その要望に応えたいが、どう報告したらよいか分からず「特にお変わりなくご息災です」としか言えないシエラ。そんなシエラに「君の方はどうなの?」と質問を変えるエドワルド。シエラはエドワルドの所有物であり、大切なジャスティンの大切な人。シエラの幸せはジャスティンの幸せであり、つまりエドワルド自身も幸せということになると説明される。次期国王でなんでも叶えられる立場であるエドワルドが望むのはささやかなもの……、と思いながら「私、のろけだしたら止まらないかもしれませんよ?」というシエラに、「ふふ。望むところだ」と返すエドワルドだった。
《ジャスティン√エドワルド4》
突然できた公務の空き、午後別の仕事に行くからついてこいと言われ来てみたらエドワルドのお忍びだった。それに付き合っていると、偶然1人でお忍びに出ていたジャスティンと出くわす。二人の間に漂う緊張感に耐えられないシエラ。その上ジャスティンから「今日は仕事だから付き合えないと言っていたのに、エドワルドとは付き合うのか」と言われ、しどろもどろになる。エドワルドは笑顔で「まだ彼女はぼの僕ものだから。僕の用事を優先させて当然でしょう」と挑発するようなことを言う。あれだけ兄をしたい兄の幸福を願い、兄の動向を知りたがっていてなお面と向かうとダメなエドワルドに、仕方ない人と思うシエラ。ジャスティンは不機嫌に去ってしまう。
ジャスティンと別れたエドワルドは、毎日ノロケを聞かされて意地悪したくなっちゃった、と苦笑い。エドワルドが聞きたがるからと文句を言うシエラに、命令でジャスティンの後を追わせるエドワルド。一礼して駆け出そうとしたシエラの背に「戻ってきたららまた様子聞かせてね。……たのしみにしているよ」とエドワルドは声をこえをかけるのであった。
《ジャスティン√マーシャル1》
夜会の警護について、最終的な打ち合わせをしていた。他の使用人は退室し、会議室はマーシャルと2人きり。前に比べてやりやすくなった、というマーシャル。シエラが公にいがみ合う理由がなくなったからね、と言うと、マーシャルにあなたとジャスティン様の関係の方が大きいと返される。「私は反対しませんよ。そう悪いものでもないと思ってます」と言われ、感動するシエラ。
書類の整理を終えると、マーシャルはシエラに向き直りいつ頃引退するのか尋ねてくる。勝手な話しないでと慌てるシエラに、「未来の奥方があなたであってもジャスティン様の幸せに繋がるなら、なんとしてもとりまとめないとなりません」と言いきられてしまう。
これから、どうなるというのだろうと思うシエラであった。
《ジャスティン√マーシャル2》
城の備品を買いに街に降りてきたシエラ。久々に出来た丸一日の休日であったが、何かしら仕事を取り入れないと落ち着かないため、新人の仕事である備品買いをすることにしたのだった。すると、偶然マーシャルに出会う。城の備品を買いに来たことを言うと、休みの日ぐらい仕事を忘れたらと呆れられてしまう。「暇があると落ち着かない」とシエラが答えると、逆に分からないでもないと共感をしてくる。マーシャルの方は本当なら視察に出かけているはずだったのに、昨日突然休みにされたそう。視察のつもりで仕事は全て終わらせてたため、何もすることがないと話しながら段々遠い目になって行く。そんな様子に逆にシエラがマーシャルに休みなんだから仕事を忘れなさいと伝えることに。シエラが備品の買い出しに付き合うように誘い、2人で過ごすことになる。
《ジャスティン√マーシャル3》
酒場で飲む2人。段々忙しくなってきそうだと話す。引退は遠いですね、と声をかけるマーシャルに、引退なんてしないと返すシエラ。挙式の準備があるのだからしてもらわないと困ると言われ、そんな夢物語を話すのは辞めてと言うシエラ。マーシャルはジャスティンの言うことなのだから本当になるに決まっていると偉そうに話す。マーシャル相手に惚気けてしまうこともあるが、結婚までは受け入れられないシエラ。そんなシエラに「あなたも思い知らされますよ。まだまだジャスティン様のことを分かってない」と酒の進まないシエラと違い、マーシャルは新しい酒を注文するのだった。
《ジャスティン√ブライアン1》
リリーを尋ねてメイドの詰所に来たものの、リリー不在のため所在なさげにしていたブライアンが、思い出したように「ジャスティン様とはどう?上手くいってる、」と尋ねてきた。ビックリするシエラに、誰もが知ってるしジャスティン自体が広めたがってるじゃないか、と言われいたたまれなくなる。そんなシエラを見て、「悔しいな。私が噂の相手になりたかった。詰所を尋ねていたのは、リリーのためばかりじゃない」と言うブライアンに、からかわないでくださいと言うシエラ。どうにもからかわれている感が抜けないと感じる。
リリーは対戦中のためなかなか帰ってこない、リリーの強さの話をしていたら。またジャスティンの話に戻すブライアン。逃げるものを追いかけないのが遊び人の基本でしょう、というシエラに、男の心理は逃げるものほど追いかけたくなるんだ、と返すブライアンだった。
《ジャスティン√ブライアン2》
いつものようにリリーを訪ねてメイドの詰所にきているブライアンに「君はジャスティン様と結婚するの?」と尋ねられ驚くシエラ。密かに確定情報のように噂が広がっているらしい。ジャスティンと結婚するとして仕事を辞めるのか尋ねると、シエラは辞めません!と言い切る。その言葉を不思議に思ったブライアンは「1番大事なのはエドワルド様?ジャスティン様?」とシエラに問いかけると即答で「エドワルド様」と答えが返ってきた。使用人としてのシエラの考え方は分からないが、そこまでの忠誠心を向けられるエドワルドも、そこまで主に心を捧げてるシエラを手中にできるジャスティンの両方が羨ましいと思うとブライアンは語る。そして、敬う相手と愛する相手もいるシエラのことも羨ましい、と優しく言うのだった。
《ジャスティン√ブライアン3》
人気のない城の片隅でブライアンと遭遇した。「ジャスティン様と待ち合わせでもしていたのかな?」と聞かれ、違うと答えるシエラ。この後の予定を尋ねられ、闘技場に行く予定だと伝える。するとリリーも参加すると知ったブライアンとともに試合を観戦することになってしまう。
一般席でブライアンと並んで観戦するシエラ。混んでいるのに周囲には誰も寄ってこらず異彩を放っている。早く終わって欲しいと思っていると、後ろからジャスティンに「何をしている」と声をかけられた。本当はジャスティンの新参の部下の初試合を見ようと、待ち合わせをしていたのだった。ブライアンに図星をさされたため言い出せなくなってしまっていた。ブライアンとの間には何も無いが、約束をすっぽかされたジャスティンにどう見えているかは分からないシエラは怯える。
ブライアンは自分の席を譲ろうと立ち上がったが、ジャスティンはシエラを挟む形で反対側に座る。右に不機嫌な第一王子、左ににこやかな次期侯爵という状況にいたたまれないシエラ。和やかな会話も空気は気のせいか冷たく、早くリリーに出てきて欲しいのかつてなく必死に願うシエラであった。
《ジャスティン√ブライアン4》
ブライアンとジャスティンとシエラの3人て、お忍びの格好で街に出てきている。というのも、前回の闘技場での会話が進むうちに内容が『普通のよさ』になった。お互いに自分は『普通』をそれなりに知っていると譲らずらいつか試そうという話をしたのだった。シエラはその場の会話だけだと思っていたが、お互いのお忍びルートを案内することとなった。
先に来たのはブライアンのお忍びルート。裏路地の本屋に案内される。近くの棚から取り出した本は見たことの無い文字で書かれており、教養のあるジャスティンにはそれが学者の読むような本だと分かった。ブライアンは、「学者でなくても、勉強はします。普通でしょう?」と言うが、ジャスティンは「普通はこんな本は読めない」と反論した。
次はジャスティンのお忍びルート。ジャスティンおなじみの武器屋に行き、シエラでもマニアックに感じる話を店長としていた。
結局お忍びルートを回ったあとも互いに相手の『普通』に対して、異を唱えていた。シエラからしたら、この二人にそのそよ『普通』は無理なんじゃないか、と思っているが、それでも会話を交わす二人は以前よりも打ち解けたように見えて、微笑ましく密かにくすりと分かった。
《ジャスティン√ランビュール1》
いつものように近隣からの苦情でランビュールの部屋を訪れたが、にこやかにお茶を出される。お茶をするほど暇ではないが、お茶で買収されてやるほどの余裕は今のシエラにはある。
そこでランビュールから、まさかあの方とは、とか、あの方が隠そうとしないせいで公認に近い状態ですね、とかジャスティンとの話を一方的に聞き出される。珍しくよく喋っている。シエラが、ランビュールへの苦情について話を変えようとしたら、お茶をいれなおすとそそくさと立ち上がってしまう。もう帰るとシエラが立ち上がると残念そうな顔をした。文句でも?と言うと、苦言がいつもより少ないから物足りない、と言い出すランビュール。窯をひっくり返せば泣きつくくせに構ってほしい士爵様に、身分のある人は誰も彼も厄介だと思うシエラだった。
《ジャスティン√ランビュール2》
苦情の対応で今回もランビュールの部屋を訪れたシエラ。ちょうど貴族が通りかかったタイミングで薬品を爆発させたのだ。もう少し寝かしておけばよかったと、相変わらず反省していない様子のランビュール。怒るシエラに、小瓶を取り出して蓋を開けた。すると落ち着く香りがしてくる。安眠のための匂い袋を作ろうとして爆発させてしまったらしい。社交が最近多いから、ジャスティン様は眠れてないかもしれないと話をするランビュール。ジャスティンに使ってもらいたい気持ちはあるが、ランビュールの立場的にマーシャルが許さないはず。それを理解しているランビュールは、シエラがよく眠って体力をつけたらジャスティンも眠れるだろうと、シエラに小瓶を渡した。
《ジャスティン√ランビュール3》
廊下で偶然ランビュールと鉢合わせた。眠りは快適ですか?という問いかけにおかげさまでと返す。ジャスティンの眠りについても尋ねるランビュールに、ジャスティンも、寝れていると返事をする。まだジャスティンはたくさんの社交にでているらしい。「貴族社会は、正直な人間には息苦しい」というランビュール。「あなたも息苦しいでしょう?」と尋ねると、「私は正直者じゃないもの」と答えるシエラ。ランビュールは「不実であったほうが、楽に呼吸もできるのでしょうね」と呟いた。
《ジャスティン√ランビュール4》
ジャスティンの部屋のベッドメイキングをするシエラ。本当は使用人の仕事を奪うのは良くないが、痕跡を消したいシエラは文句を言われつつも己の手でやっており、今では黙認状態になっていた。昨夜ベッドの上で2人で戯れているときに「最近、髪からいい匂いがする。おまえの髪の嗅いであると安らぐ」と言われたことを思い出すシエラ。ジャスティンが安らぐためにも使っちゃおうと小瓶の蓋をとり枕にかけようとしたところで、気配なく近寄ったジャスティンに止められる。香水をランビュールからもらってつけてたことは知っていたらしい。なくなったらまたランビュールのもとに行くことになることに嫉妬して、行かなくていいと抱き寄せられた。それにジャスティンは、いい匂いだと思ったのはシエラから漂った香りだからだと言い切る。大切なのは香りそのものではなく纏う相手がいるから、癒される。人間は必ずしも効能通りに感じないとランビュールが聞いたらどう思うだろうと考えるシエラであった。
《ジャスティン√ユウ1》
買い物に来て変わらず店番をしているユウと会話をする。珍しいものが多いから、店番をする代わりに滞在させてもらって、色々収集活動をしているらしい。
黄色いものがあったら譲ってくれナイ?と言われ、別の店で買い物した時におまけでもらった黄色い包みのキャンディをあげるシエラ。
誰にでもものを強請ってるのかシエラは尋ねるが、ユウの返答の内容は遠回しだが相手を選んで強請っているというものだった。次はもっと珍しいものを期待しているネと言われ、なんとなく正反対のジャスティンを思い出してしまう。絶対気が合わなさそうだから、彼をここには連れてこない方がいいなと考えるシエラであった。
《ジャスティン√ユウ2》
ジャスティンのお忍びに同行していると、いきなり後ろからユウに声をかけられた。今日は店番も休みで買い物をしていたよう。隣にいたジャスティンが誰だと尋ねると、ユウが自己紹介をする。長い変わった名前だとジャスティンが眉を顰めると、叔母さんや叔父さんはもっと長いと説明される。すぐに名前を覚えられないジャスティンを見て賢くないんだね、とユウは言い出した。シエラはユウに文句を言ってジャスティンの手を引きその場を後にする。
孤児院に行き子供たちと話をしていると。またユウがそばにいた。子供たちに危害を加える気があるならと凄むジャスティンの横を子供たちが通り抜け、ユウに飴を強請る子供たち。子供たちに群がられている様子を見て、「子供に好かれる奴に、悪いやつはいない」と剣から手を離すジャスティン。その横でシエラは「好かれているというより。飴をくれるからじゃないですかね」と呟いた。
はい、以上になります。とりあえず本編も含めて、ジャスティン√のときのエドワルドは1番穏やかで幸せそうだなーってなります。エドワルドって自分の√でも結局シエラは所有物で裏切らない1番信用できる人物。シエラからみたエドワルドもこの世で1番大切なご主人様という関係が変わんないし。どこまで行っても王様思想だから恋愛してても幸せそうな雰囲気が出せないんだよね。
ところが、ジャスティンとシエラがくっつくとほんと楽しそう。自分の幸せよりも、身内と認めた人の幸せ作り出すことにしか幸せを感じられない人なんですよね。兄上幸せそう、シエラも満更じゃなさそうだしうんうん、って心の隙間埋めてる感じ。
あえて冷たい王様前面に出してシエラの結婚を早めようとしたりと分かりにくい不器用なフォローをしてくるあたりは、可愛い人……なのかなぁ?エドワルドの心情的にも、やっぱりジャスティン√は強いですね。シエラと周囲の人みんな幸せにするマンの本領発揮です。
マーシャルはたぶん他の人√では見れないぐらい割り切れてます。他の人のサブイベントはみんなうじうじしてたと思う。むしろマーシャル2なんてジャスティン√である必要性ないぐらいのイベントですしね(笑)ジャスティン様強い
カペラさんは、なんというか通常運転?さりげなくシエラの図星ついて慌てさせるところ、きっと自分の√よりカッコイイ()
カペラさんの話術はジャスティンとお忍びできちゃうほどのものと証明されましたね。めっちゃヤバくないです?というかこんなしょうもないことにあの古本屋さん教えてしまっていいんですか!?って突っ込んでしまったのは私だけでしょうか?結構大事な場所だと思ってたんだけど……。まぁ2人は面白おかしく場所を広めるような人じゃないからセーフだったのかなぁ。
ランビュールはなんというか、シエラにとって気安い立場ってことがよく分かりますね。気軽にものあげたり、お話したり。シエラが休暇中でのんびりできてる様子がよく表れてていいイベントだなーと思いました。たしかに忙しいときなら、身体に香り纏うなんてありえないですもんね。
後は、意外と下世話な話しちゃうんだーってのは驚いたところ。閨にも関わる話を恥ずかしげもなく持ち出すってすごくないです?ジャスティンとランビュールが会うことはなかったけど、シエラを通して影響与えれてるの強い。しかも唯一シエラのラブラブどアップに貢献してるし、すごい。
サブイベントとしてユウが出てくるのはエドワルドとジャスティン√だけなのですが。王族に対しても通常運転のユウ。でも子供には弱いの可愛い。SHIGERUさんのユウより長い叔父さんと叔母さんの名前の発音は何度聴いても惚れ惚れしちゃいます。ユウの独特な喋り方ほんと好きです。
これでジャスティン√は終了になります。次やるならマーシャルかなぁ、やっぱり。やる気にムラがあるので次は結構時間かかってしまうかもですが。お待ちください。
今回もご愛読ありがとうございました。
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