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みなさまは台風は大丈夫でしたでしょうか?私は久々にのんびりした2連休+台風で引きこもりということもあり、久々にクリロワ回想回収していました。

というのも最近は、アリスの方はジョカアリをだいたい見直してたところで、やっぱりジョカアリに勝るアリスシリーズはないなって痛感しています。みんなとの関係性もイラストも文章も何をとっても素敵じゃないですか?イラスト自体はクロアリと同率1位ですけど。ジョカアリの文章大好きなんです。あからさまに艶っぽいわけじゃないのに、ほのかに色を感じさせる手腕素晴らしいです。ジョーカーもダイヤとかなら初めから恐怖を煽ってくるけど、ジョカアリでは最初はこの世界ではまともな人じゃんってなってたのに、イベント重ねるごとに監獄がチラチラしてきて最後には恐怖の象徴になる感じも見事だと思うんですよね。………って言ってると、ジョカアリの感想で終わってしまいかねないので、本編に行きます。

マーシャル√の残りのイベントです。案の定時間が空いてしまいましたが、お待たせ致しました。
続きからどうぞ。


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《マーシャル√エドワルド1》
エドワルドに突然「マーシャルと戦ったら勝てる?」も聞かれ、「勝ちます」と返すシエラ。「じゃあ、僕が彼を倒せと命じたら。君は彼を殺す?」と次の質問をされる。「必要に応じて」と返すシエラ。主の命令は絶対であり、お互いにその覚悟はある。「今、その必要が·····あるんですか?」と聞き返すと、いや聞いてみただけといわれ脱力するシエラ。エドワルドにとっては息抜きの会話らしいが、全然息抜きにならない。
エドワルドとジャスティンの関係次第では愛し合っていても殺しあわなければならない。思いがつのるほど重くなる話題であるが、エドワルドはだからこそ絶対そうならないと断言する。なぜ、と首を傾げるシエラに、ジャスティンもそれだけ忠誠心を向けられていることを知っているのに戦わせるような状況を作るはずがないと説明してくれる。
真の意味でジャスティンとエドワルドが対立するのは無理。マーシャル=エイドのせいでね、というエドワルドに、難しい顔をしてしまうシエラ。そんなシエラにエドワルドは「君達は、忠義の臣下だよ。主にとって、いいことをしている」と言った。

《マーシャル√エドワルド2》
 「この頃傷が増えていない?」とエドワルドに指摘される。怪我を負っても大体無視するエドワルドだが、たまに指摘してくる。とくに、把握してないことに関しては関心をもつ。エドワルドはとても機嫌が悪そうだった。誰との鍛錬でつけたものか分かっていながら促され、マーシャルとの鍛錬でついたものだと告白するシエラ。そしてエドワルドの機嫌が悪いため謝るシエラ。
僕の持ち物に傷をつけるなんて、と拗ねたように呟く主。僕のために強くなれと言われ、承知いたしましたと返すシエラ。エドワルド様のものであることは誰といるときでも忘れてなどいない。

《マーシャル√エドワルド3》
「兄上はたふん、優しすぎるんだろうな……..」
エドワルドはそう言う。使用人を道具として扱えず情を挟んでしまう。素晴らしいことのようだけど、使用人の足枷になると。部下が命を投げ出す覚悟でも、主人がそれを許さないという言葉に、むしろ死ねと言われた方か楽だと思うシエラ。
マーシャルのような重要な立場の使用人には感情が入りすぎてしまっている、というエドワルドに「マーシャルのほうも、心酔してますよ」と返す。自分たちの関係と違うが、向こうも特殊で強固な絆で結ばれている。マーシャルとどんな関係になっても変わらないと思うシエラ。
そんなシエラに、僕が邪魔者として兄上を排除したとしたら、僕を殺そうとする?後を追って殉死する?どっちだと思う?と問いかけるエドワルド。どっちもありえないけどと言ったあとに、にこりと笑って「でもマーシャル=エイドがそんな風になった姿というのは、ちょっと見てみたいかもしれないな」と言う。はははと笑い、傷つけ甲斐がありそう、きっと楽しい反応をしてくれると言うエドワルドに、どこまで本気なんだとと思いながら無反応なシエラ。エドワルドはそんなシエラを見て、「君は反応が面白くないよ、動揺してくれないじゃないか」と言い始める。「きっと、主に似たのでしょう」と返すと、「ふふ、そうだね違いない」とエドワルドは笑う。
自分たちの関係も独特なものだと思うシエラであった。

《マーシャル√エドワルド4》
鍛錬の後2人で外に出て、庭の芝生に座ってお茶を飲む。簡単なピクニックのよう。身体は疲れていたが、心地よい満足感がある。
ぼんやりと星を眺めていると、マーシャルから「エドワルド様が私を殺せと命じたら。あなたは私を殺しますか?」と、投げかけられる。
そんな命令をすることはないだろうが、「殺そうとすると思うわ。命令があれば」と前と変わらない返答をする。
あなたもでしょう?と言うが、ジャスティンはそんな命令はしないとジャスティンの性質を知るものとして答えを返される。シエラにも今ならそのことが理解できる。だが、エドワルドなら、必要とあらば………
そこまで考えたところで、マーシャルに「もしもの話よ。そうなったら殺そうとするでしょう?」ともう一度問いかける。
マーシャルからのすぐの答えはなく、考え深げな顔で、じっとカップの中を覗き込んでいる。以前なら即答していたのに。
「そうですね。殺して……..その後、私も後を追うでしょう」
そうマーシャルは答えた。
「嘘ばっかり。何事もなかったかのような顔で、仕事に戻るくせに」
シエラはすぐに切り捨てるように言う。マーシャルは乾いた声で、そうですね。と言った。
その後お互い顔を見れず、沈黙が続く。シエラはそんな中夜空を見あげて、知っている星座を1つ2つと数え始めた。これまでは忙しくて夜空を見上げている暇もなかったと思いながら。
「今日はいつもより内容の濃い模擬戦が出来たからでしょうか。このまま戻っても、すぐに休めそうにはありません」とマーシャルが沈黙を破る。私の部屋に来ませんか?という誘いにシエラものり、立ち上がって部屋に戻ろうとするマーシャルの後に続く。
変わらないと思っていたのに、少しずつ変化していくものも、あるのかもしれない。それはいいことか悪いことか、まだ今は分からないと思うシエラであった。


《マーシャル√ジャスティン1》
自分の部下の様子を見るために鍛錬場に来たシエラだったが、そこにいたのはジャスティン御一行だった。王子に場所を譲ったのだろうかと、通常業務に戻ろうとしたらジャスティンに呼び止められる。俺の相手をしろと言われ戸惑っていると、それまで脇に控えていたマーシャルが間に割り入ってきて自分に相手をつとめさせてほしいと言い出した。ジャスティンは面白くなさそうに鼻を鳴らして「自分の女を庇うつもりか?」と訪ねたが、「彼女には荷が重いのでお願いします。私も久々に手合わせいただきたい」としごく真面目な顔でそう言った。
鍛錬の後も慇懃に主に頭を垂れるマーシャル。ジャスティンはシエラを見て次は手合わせしてもらう、マーシャルには庇わせないと言って使用人をつれ鍛錬場から出て行った。マーシャルと2人だけになったシエラは、力の問題ではなく主の兄という相手への手合わせが難しいところを救ってもらい「助かったわ」、とマーシャルにお礼を言った。

《マーシャル√ジャスティン2》
鍛錬場で部下の様子を見ていたら、突然ジャスティンに話しかけられた。見上げるとすぐ脇にジャスティンが1人で立っている。マーシャルを大事にしているだろうな?と花嫁の父親のような事を色々と言われる。周囲から突っかかられることがちょっときついと返すと、そんなやわな神経はしてないだろうと言われてしまう。「こういうの慣れてないんですよ」とシエラが苦笑すると、ジャスティンも表情を和らげた。もう少しでマーシャルは帰ってきて休憩に入るから、予定が合うなら茶を飲んでやれ。癒しになるだろうと言い、立ち去っていく。エドワルドの兄上は可愛い人なんだという口癖を思い出す。干渉されるということは、同時に心配されているということ。案外恵まれているのかもしれないと思うシエラであった。

《マーシャル√ジャスティン3》
城の廊下でジャスティンに呼び止められる。今度は何だろうと軽い気持ちで先を促すと、マーシャルが倒れたという。「昨夜突然体調を崩し、そのまはま昏睡状態に陥った。うわごとでおまえの名を呼んでいる」と言われ焦るシエラを「連れて行ってやる」とマーシャルの部屋まで連れていかれる。マーシャルの返事もそうそうにドアを開けるシエラ。ベットに弱々しく横たわったマーシャルに、どこが悪いのかと詰め寄ると、ただの風邪だと言われる。振り返ってジャスティンを見上げるシエラだったが、エドワルドには言っておくからお前は看病しろといい出て行ってしまう。
マーシャルが仕事でなかなかシエラに会えないと言っていたのを聞いての行動だったよう。風邪で倒れたなんて知られたくなかったと顔を赤くするマーシャルに、大人しく看病されなさいとシエラは微笑んだ。


《マーシャル√ブライアン1》
鍛錬場前でブライアンと出会うシエラ。リリーに会いにやってきたが、奥に入られるのは危険だからやめてくださいと伝えると、ではここで待たせてもらうよと居座られてしまう。
見学されると使用人の士気に関わると困っていると、どうしたのか?とマーシャルがやってくる。
ブライアンはマーシャルを見て意味ありげに「君がそうか。ロイヤーから話は聞いているよ」と言い、意味ありげにシエラの方を見てくる。高貴な相手だからと何も言えずマーシャル、シエラともに居心地悪いときを過ごしていると、「お姉さま!」の突然背後からリリーがやってくる。
リリーに話しかけるブライアンだが、リリーはシエラの方だけを見て「お兄様にいじめられているように見えましたけど。お兄様に何か意地悪なこと言われませんでした?」と聞いてくる。横からブライアンが誤解だぞと反論しようとするが、何度もシエラに確認する様子を見て「鍛錬の邪魔になるから他へ行こうかな?」とブライアンは言い出した。すると、今度はブライアンに声をかけるリリー。
「あら、どうしてですの?わたくしに会いに来てくださったのでしょう?」
「私もこれで忙しい身でね……..」
「そうですの。では、もういらっしゃらなくても結構ですわ。お姉さまをいじめるような輩、わたくしのお兄様ではありません」
と言われ、悲しそうにそそくさとブライアンは鍛錬場から出て行ってしまった。
いくら兄とはいえ次期侯爵にと諌めようとするシエラの言葉を遮って、「お兄様に苛められたらすぐリリーに言ってくださいね。そちらの方は頼りなさすぎますもの」
とシエラにかけよるリリー。あの程度のことよ庇えないなんて任せられないと文句を言い始める。
あなたの部下は男前ですね、というマーシャルに「あなたが情けないのです」と断言するリリー。だが、シエラだって、次期侯爵からマーシャルは庇うのは難しいと思ってしまう。妹という弱点があり、妹が部下でいてくれて僥倖だったと思うシエラであった。
《マーシャル√ブライアン2》
ブライアンに真剣な声で「どういう事なのか、きみの知ってることを話してくれないか」と話しかけられるシエラ。どのことかとりあえず聞いてみる。するとロイヤー君のことだよ、と言われる。「ロイヤーがどうしたんですか?」と尋ねると、君も知らないのか?と驚いたように言い、「ロイヤーが酒場でマーシャル=エイドに殴られたらしい」と話し始める。
また?と思うシエラに、ロイヤーも教えてくれないし、ジャスティンとの交流に影響があるかもと言いだすブライアン。
誤解させるくらいならとシエラは「よくあることなんですよ」と説明を始める。護衛職はプライベートて手が出やすいと伝えると、知ってるけどマーシャルは殴り合いとか加わらなさそうだから何があったんだと思ったんだよ、とブライアンはシエラに言う。ロイヤーが典型的な絡み酒だから……とシエラが話すと、ブライアンは注意しないとと言い出し、慌てて「手が出るのは私達のコミュニケーションの手段みたいなものですから」とブライアンを止めるシエラ。ブライアンに告げ口したとロイヤーに知られたら大変なことになる。
私ともしょっちゅう殴り合うぐらいだとフォローすると、「ええ?君とも!?だつて君達は……」と2人の関係を知っている反応を返される。
「ハードな恋愛をしているんだね」というブライアンに「ええまあ……普通です」と返すシエラであった。
《マーシャル√ブライアン3》
廊下でロイヤーに詰め寄られるシエラ。ブライアンに「飲みすぎないように」と忠告され、シエラが告げ口したとバレたらしい。
誤魔化せただろうと言うロイヤーに、「あんた自分の主人を騙してほしかったの」と言い返すシエラ。あんたが絡み酒なのは有名で……とロイヤーと口論している間にブライアンがやってきて会話を聞かれてしまう。しどろもどろになるロイヤーを隣で笑うシエラ。叱られるロイヤーを馬鹿にしていると、ロイヤーはにやりとシエラに笑みを向けて「若様が聞いて面白そうな話題といえば、こいつとマーシャルの馴れ初めとか」と言い始める。
会話の中で、彼女は魅力的だけど、殴り合うところは理解に苦しむということをブライアンが言うと、荒くれ者が多い職場だけどちょっと激しすぎるとロイヤーがブライアンに返事をする。普通だとシエラへ言い張るが、ロイヤーはひびならいいけど骨折はやりすぎだと反論する。加減するのは誠意が足りないと、言い合いを始める2人を見て、君達二人ともの基準が理解不能、だとブライアンはツッコミをいれた。
《マーシャル√ブライアン4》
並んで街を歩いていると、不意にマーシャルは「私達の交際は、普通ではないのでしょうか」と呟いた。
「普通だと思うけど」とシエラは言うが、「骨を折るまで相手を痛めつけるのは、あまり普通ではない」とマーシャルは言う。
ロイヤーが逆恨みして仕返しにマーシャルに余計なことを吹き込んだようだ。
「こうして街を歩いていると普通のカップルみたいじゃない?」とわざと明るい声を出すシエラ。マーシャルは基本的に生真面目で考えすぎるきらいがあるから落ち込まなければいいけど、とシエラは思うが、「そうですね。こうやってあなたの荷物を持たされているわけですし」と返答が返ってくる様子に大丈夫そうだと判断する。
マーシャルはまだ時間に余裕があるなら付き合ってくださいとシエラにいい、街中のカフェテラスに連れていった。
通りに面した席に座り、落ち着かないシエラ。マーシャルは変わりない様子。ほとんどきたことのない明るい場所にシエラは落ち着かずソワソワしてしまう。苦手な場所にどうして連れてきたのか尋ねると、普通の街のカップルはこういう風に過ごすのでしょう、と返答するマーシャル。「デートの行き先が日用品よ買い出しか武器屋か飲み屋ばかり、というのはあまり普通の交際ではないようなきがします」という。
そんな会話をしていると、注文した商品がとどく。マーシャルは紅茶、シエラはチョコレートのかかったクレープ。
あーんってやってあげようか?、とマーシャルに尋ねるシエラだが、本当にしてくれるんですか?、とじっと見つめられると「やっぱり無理かも」と引き下がるシエラ。マーシャル相手だと気恥ずかしくて堪らない。
「こういうのもいいけど、普通のもいいと思ってるのよ、私は。普通じゃなくても好きだな」とシエラは言う。骨を折られるのも好きではないが、遠慮されたら虚しくなる。マーシャルは「私も好きですよ。いつもの日常があるから、こうやって……」
そう言いながら、マーシャルはすっとナイフを取ってクレープを綺麗に切り分けて、フォークで1口分シエラに差し出した。
「非日常を楽しめる」
特殊な世界で生きてきた私達には普通は難しいが、まずは1歩と、シエラは差し出したクレープに口を開けた。
《マーシャル√ランビュール1》
夜にランビュールに手当てをされている。マーシャルとの鍛錬で思いのほか手傷を負ったのだ。見た目は大したことなく隠し通せる自信があったのだが、廊下で鉢合わせたランビュールに感づかれて連れていかれてしまった。
マーシャルも気遣ってくれたが、鍛錬でライバル意識が強くなってしまっていたシエラは強がってでてきてしまったのだった。深い傷だと思われていないはず。
ランビュールに、かなり深い傷です、素人が自分て手当しようとするなんてと怒られてしまう。
最初は見つかって最悪だと思っていたが、興奮が覚めて傷の深さを感じ始めた今は見つかってよかったかもと思い、ランビュールに礼を言うシエラ。
「気をつけてくださいよ。あなたも自分のせいで彼に大事があったと知れば、落ち込むでしょう」と諭される。
「不思議な関係ですよね。傷つけあうのに、信頼を、寄せあっている」
「そんなに、深い考えはないけど」と返すシエラに
「深い考えがなくとも、深い関係でしょう?」とランビュールは言った。

《マーシャル√ランビュール2》
「あなたとマーシャルは同じ立場な訳ですよね?」「……そうね」
ランビュールと一緒に飲んでいる。マーシャルと行くとことは違う、くだけた場所。
「飲みすぎよ。今回は私が介抱する羽目になりそう……」とシエラが言うと、「介抱してくれるんですか?」と驚いたように言うランビュール。
放っておけないだけで介抱したい訳じゃないと言うと、マーシャルなら介抱してあげるんですか?傷つけるだけの男なのに、とマーシャルの話題ばかり話される。
だが、突然強い効能をもった薬草を2つ手に入れたという話をし始める。適当に相槌を打って話を聞いていたシエラだが、ある程度話を聞いたところで「で、マーシャルの話はどうなったの?」と尋ねると「かなり強い効能をもった薬草……あなた達みたいだなぁと思いまして……。それで、何の話でしたっけ?」と言い出す。
「介抱はしないけど、送っていってあげるから、帰りましょう」
完全に酔ってるランビュールだった。

《マーシャル√ランビュール3》
「主を違えただけで、こうも割り切れるものなのでしょうか」
またマーシャルと激しくやり合ってしまい、手当を受けに来た。医務室には貴族の対応め医師も看護師も不在だったため、たまたま通りかかったランビュールに手当をしてもらうシエラ。
「恨みつらみもなく、むしろ好意を持った相手に、ここまでやるとは」というランビュールに「実戦を想定しなければ、意味がないでしょう」とシエラは返す。
「主のためなら自分を差し置いて。いえ、主を第一に据えることが、何よりも自分の意思ということでしょうか。僕には分かりかねます」と難しい顔をするランビュールに、「私には分かるわ。マーシャルだってそう」とシエラは言う。「部外者の僕に止める権利はありません。でも医者としてなら関われる」というランビュール。邪魔はしないから関わらせてください、それくらいいいでしよう?といつものにこやかな表情で振り向いた。

《マーシャル√ランビュール4》
夜にいつもの様に鍛錬をする2人。攻撃をかわされ、気がつけばナイフの切っ先がシエラの目の前にあった。負けたと思い衝撃を覚悟して身を固くするが、頬に触れる寸前で刃は止まった。これまでなら平気で傷を加えていたはずなのに、マーシャルほ腕を下ろしてしまう。
「私は……あなたを傷つけすぎているのでしょうか?」
と真っ黒の瞳がじっとシエラを見つめた。どうして今更躊躇うのか尋ねると、たまたま実験を注意しに行った時にランビュール=ダヌンツィオに言われたと話すマーシャル。予定な口出ししないって言ってたのにと怒るシエラに「自分は部外者だが、やはり顔を見ては言わずにいられない、と言っていた」と言い、シエラの手の甲の傷を見る。
「そういった性癖の人間でもない限り、普通、恋人を平気で傷つけられる男はいません。私は……」といい出すマーシャルに無言で武器を握り直してマーシャルになげつけた。
何をするのか、というマーシャルに「戦っているのよ。あんたがとどめをさせないのなら私がさすわ」と言い返すシエラ。「手加減されて喜ぶと思うの?恋人なら、相手をばかにした真似、しないでよ」と言うと、シエラを見返す漆黒の瞳に生気が戻る。
私達のことは他の何にも当てはまらないし、当てはめる必要などないと思うシエラ。
「そうですね。ランビュール=ダヌンツィオの言うことは正しいのでしょうが、間違ってもいる」マーシャルは武器を構え直し「傷つけさせてもらいますよ、シエラ」と戦闘を再開する。
ぶつけられる本気が心地よく、愛を交わすときと同じくらいか、それ以上に満たされると思うシエラ。認めあえている。正誤なんて元からないと思うのだった。


はい、以上になります。
あの世界の人であっても、他の立場からみたら、恋人なのに護衛職として傷つけあう姿がどうしても理解できないのがよく分かりますね。

とりあえずエドワルドは、どこまでいってもエドワルドって感じ。ナチュラルに意地が悪い。QuinRose MIXがあればエースと最高に冷え冷えする会話をしてくれそうな感じ。
確かにマーシャルとシエラが敵対することは逆にありえない。そしてマーシャルと恋仲になったからこそジャスティンがエドワルドを邪険にすることができない。悔しいような嬉しいような感覚なのかなーって思います。そしてたぶんマーシャルのこと超嫌ってそう。シエラの知らないところでいじめに行ってるよきっと........。

ジャスティンはまぁなんというか予想通りな感じがありますよね。シエラのことちょっと虐めつつも、大事なマーシャルのために結局行動するあたり可愛い人です(笑)というかマーシャルあなた風邪ひいたってほんとに!?って感じですけどね。シエラなら完璧に隠すと思うし、同時にマーシャルも風邪ぐらい隠せそうな気がするんですけど。恋人の看病イベントを作ってくるあたりジャスティン強いです。

ブライアンはブライアンよりもリリーやロイヤーのインパクトが強くて、ちょっと楽しいイベント多め。ブライアンに冷たいところとマーシャルに対抗意識ばりばりなリリーが見れる美味しいイベントが1で見れます。その後は貴族から見た護衛職の恋愛の不思議が垣間見えます。ブライアン様そういう感性は私たちと同じだから、色々代弁してくれて面白い。
鍛錬で骨折って、鍛錬の意味なしてなくない?その後実戦出ることになったら死ぬ確率あがるけど?と私は思ってしまいましたが(笑)

ランビュールは、あなたが他の√でのマーシャルの立ち位置になんのねーと思いました。あそこまでの片思いではないけど、他のメンバーの中では1番シエラを思ってあげてるところがいいですよね。ランビュールの恋愛は、守ってあげたり癒してあげたり敵を抹殺してくれたりする傾向だから、確かに恋人という立場になっておきながら深い傷を与えるなんて何事だーってなる気持ちは分かる。でも、理解できないなりにシエラの思いを尊重しようとしている辺りにも優しさが垣間見える。このメンツでの優しさが飛び抜けている。
でもシエラは恋人だろうがなんだろうが、本気でやりあえる立場に重きを置いてるから余計なお世話でしかないあたりがシエラらしい。どこまでいっても頑固ですよね。そして価値観が歪んでる。歪んだ価値観を否定せずに、矯正もかけずに合わせることができるのはマーシャル√だけなところもポイントだと思います。



今、仕事で山場を迎えようとしているので、また間が空いてしまうかもしれません。今回のイベント見てたら気持ちはランビュールなんだけど、最初の攻略順と同じ順番にやっていきたいのでたぶんエドワルド様やっていきます。
小さくなったり、エドワルドのお父さんの考えが見えてきたり、とこれまでの恋愛とは一線を画す恋愛だったはずっ!テンションあげていかないとプレイする気が永遠に来ないから、自分を盛り上げようとしてます
ではまたしばらく間が空くと思いますが、よろしくお願いします。
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